佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

大阪府内水面漁場管理委員会/その2

2009-06-26 13:42:00 | 釣り界の歴史
コイヘルペス(KHV)の発生についての話。

コイヘルペスについての質問 *(社)日本水産資源保護協会の作成

Q1.原因(病原体)はなんですか?
  
病気の原因はコイヘルペスウイルス(KHV)とよばれるウイルスです。

Q2.どんな魚がかかりますか?

この病気にかかる魚はコイ(マゴイとニシキゴイ)です。

Q3.どのような症状が出ますか?

感染しただけでは症状は現れませんが、発病すると目立った症状はないものの、動きが鈍くなり餌を食べなくなり弱っていきます。

Q4.どのようにして感染しますか?

原因ウィルスは、この病気にかかったコイからほかのコイへと感染していきます。魚からウィルスが離れると死滅します。

Q5.最も発病しやすい水温は何度ですか?

この病気は水温が18度くらいから25度くらいまでのときに最も発病しやすくなります。

Q6.人にも感染しますか?

このウィルスは人に感染することはありません。仮に感染したコイをた食べても人に影響はありませんが、食べないに越したことはないと思います。

※問い合わせ先(社)日本水産資源保護協会
TEL.03-3534-0681

内水面会議においてここの所、議題に上がっているのがコイヘルペスとカワウのことなのですが、今回この生物センターに来て、実際に携わっているおられる研究者の方に話を聞きました。

ここのセンターにての業務としては
1.希少種の保全
2.急病調査
3.外来種対策
4.水辺環境教育と成果普及など。

そして色々な話から勉強にもなりました。私たちが知らない間に外来種調査にもタッチしていたことも分かりました。

数年前に何度か広島まで出かけてメバルのテレビ取材をしたのですが、そのときにエサにするのに小さなドブ川のようなところでカダヤシをとってエサにしていましたが、これも外来種だと聞きました。

それからメダカはだいたい1年半ぐらいしか生きないものとのことですが、5年も6年も生きてるのも、たまにあるようです。

淀川に昔(1950年代)は500ヶ所ぐらいのワンドがあったというそれが現在は30ヶ所ぐらいになっているとのこと。

今回は色々と勉強させてもらいました。これを見てくれてる人も少しは勉強になったかなと思いますが、たまには私のところのメンバーにも読んで意見下さい。うちの事務局長も頼みますよ。

(追)コイヘルペスの発生

1.今年の5月に岸和田の個人さんの池でニシキゴイ35匹が発生、全ての鯉が処分されました。高いコイなのにもったいない話です。

2.6月には枚方の北公園でも発生して処置しました。
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