先日亡くなられました服部善郎さんのことについて、JGFA YEARBOOK2011に服部さんが米国の国際ゲームフイッシュ協会の釣り殿堂入りをされたときのことが書かれていますので、少し抜書きしてみます。
2010年10月26日に米国フロリダのIGFA釣り殿堂ホールにおいて、2010年度のIGFA釣り殿堂入り・受賞セレモニーが行われ、日本人として2人目となる釣り殿堂入りをJGFA名誉会員の服部善郎氏が果たしました。
服部善郎氏の受賞理由が書かれたIGFAのホームページから
服部善郎氏は日本に「趣味としての釣り」という概念をもたらした先駆者の1人といえるでしょう。海に近い横浜に生まれた服部氏は、小学校の頃には手釣りを始め、食べられる魚を求めて海に通い始めました。その時に上げたヒラメにより彼は逆に「釣りにひっかかってしまった」という話です。
服部氏が就職した読売映画社では15分のテレビ番組「日本の釣り」の演出兼出演を担当、国内にある多種多様な釣りを紹介した先駆けとなりました。この番組が敷いた道をさらに突き進め、服部名人の名を知らしめたのが1965年から1988年まで放送された「11PM」です。
彼は日本国内と世界を旅して興味深い番組を作り続けました。それによって、レクリエーションとしての釣りの認知度は大きく高まり釣り人口も増加を始めました。
1979年ジヤパンゲームフイッシュ協会が創立されます。創立メンバーでもあった服部氏は同協会のアンバサダー兼名誉会員の地位を与えられています。
釣りというスポーツを生涯にわたって広め、また日本のゲームフイッシュ保全に貢献された功績をたたえて、IGFAは服部善郎氏をフイッシング・ホール・オブ・フェイム(釣り殿堂)にお迎えします。
以上のように書かれています。
そして日本では2011年1月29日にこのお祝いの会が開かれております。