私が小西さんからいただいた図鑑より、これから何回かに分けて皆さんに魚のことを知ってもらおうと思います。
これは小西さんが意図されておられることでもありますので、よかったナーと思います。
著作者である小西さんには許可を得ています。
まずこの本はポケットブック形式ですので、釣り場にもって行きやすいのが最大の長所です。磯でも波止でも、たまには名前の知らない魚がつれてくるそんなときに威力を発揮します。
最初に魚の見方ですが、魚の左右が分かりますか?
これは魚をたてにして頭を前方に向けて上からみて左と右をいいます。
そして魚の縞について解っている人は少ないのですが、魚の縦じまと言うのは魚を寝かせて頭の先から尾に掛けて、走っている筋(シマイサキのような)を縦じまと言います。
また、ヨコジマとはイシダイの様に魚を寝かせてみて縦に縞模様が走っているのを横縞といいます。
だからなんとなくタテと横を間違って言ってる方が多いのです。
それからタカノハのように斜めに筋が走っているようなのを斜走帯といい
先のシマイサキのようなのを縦帯といい、イシダイのようなのを横帯ともいう。
この本の特徴は学問的なことから、似た魚の見分け方までかかれています。