鮎のエサについては都会では水性昆虫等は入手しがたいので、ペレット状等の飼料でいかに対応
できるようにするかが課題です。
このアユの場合、同時に持ち帰ってきた、「アブラハヤ」数引と一緒に入れていて、この「アブラハヤ」
に、冷凍赤虫を解凍させて与えていたところ、数日してアユも食べているのを見つけました。
「アブラハヤ」を別に移し、それ以後冷凍と乾燥の赤虫で解決しこんなに長く(15ヶ月と23日)
飼育できたのです、これは、幼少期の食習性を利用できたのではないかと考えています。
幼魚「小鮎」について
毎年4,5月ころ、毛馬の閘門へ(小アユ)釣りに出かけています。
安治川から堂島川、大川へと遡上し、(都会のど真ん中の川も随分きれいになってきました)毛馬の
閘門に集まっているのでしょう。
盛期には釣り人がずらりと並び多い人は100匹以上という釣果をあげ「天ぷらにしたら旨いよ」との事
私は15匹ほど生かして持ち帰り飼育します。
釣る時に、最も注意するのは、小鮎は虚弱ですから、まず手を水でぬらし(乾いていたらダメ)
すばやく針外しをしなければいけません、(人の掌は魚にとっては焼けどしそうなものですから)
そしてもちかえるまではブクブクをかけ、しかも温度が上昇しないように気を使います。
このように神経を使い飼っていてもなかなかうまくいきません、いままでの所4~5ケ月程度にまっています。
成魚、幼魚(小鮎)とも、今シーズンも再挑戦しょうと思っています。
「次回は日本天然ウナギ」の予定。