石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

田んぼの中干し

2019年07月29日 | 田んぼ・お米作り講座
三週間前に田んぼの草刈りをしましたが、またこの暑さで草が延びてしましました。でも草を刈らないと雑草の種が田んぼの中にこぼれるので暑い中の過酷な草刈り作業決行です。
今は田んぼは中干しの最中、田の際は水が入っている時の草刈りは全身草と泥水を被り悲惨ですが今回は水が入っていないのでタイミング良し!
田んぼは良い感じでひびが入っています。

お米の花が咲く時期は水が必要なので、再び水を入れます。この暑さだと乾き過ぎてしまいざ水を入れなくては・・・の時に用水の水取口から大量の水が短時間で3枚の田んぼに入るように、さらに川からの用水の板を調整します。ゴミが詰まっていたりすると流れが悪くなるので、ゴミを取り除きます。近隣に田んぼをしている農家はいないので、我が家のタイミングで水を使えますがこれが共有の用水だったら「水が回らない」という事態も起こるそうです。以前、新潟の方にこのお話を聞いたとき水を自由に入れたりできることは大変恵まれていると思いました。

この時期、大きく伸びた稲の葉がサラサラ風でそよぐ風景が見られます。水の張る田んぼは気温上昇を抑える効果もあります。
お盆の時期、例年のようにお米の花が咲くのを待ちましょう。
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