石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

第2回お米つくり講座 ≪稲刈り体験≫

2022年09月23日 | 田んぼ・お米作り講座
稲穂が重たげに垂れさがっています。稲刈りが終わるまでは台風が発生するニュースを聞くたびに気を揉みます。今年も各地で台風の被害がありました。稲刈り前の田んぼが一面水に覆われている映像や農作物の被害の映像は見ていて辛くなります。

収穫1カ月ほど前から田んぼへの水を止めて田んぼのぬかるみをなくして地面を固くしていきます。用水へ引くための川の水位を上げる堰の板があるのですが今年は撤去と水取口の板を閉めるのをすっかり忘れていました。そのため先日の台風の時は用水にかなりの水が入り込みあふれ出し焦りました。増水時に用水など見回わり流されてしまうニュースは他人事でなく、どうにかしなきゃと思ってもあの勢いの水流は小さな用水でもさすがに恐怖を感じました。

お米の花が咲いてから45日ぐらいが刈り取りの目安と言われています。早すぎてもダメだし、遅すぎてもダメだし、天気の状況や田んぼの状態(降雨後に水がはけないで田に入るとぬかるんでしまう)も見ながらその判断が悩みます。
農業が天候に左右されてしまうのは仕方がない事。だからこそ収穫を終えたときの喜びと感謝の気持ちが生まれるのだと思っています。田植えから数カ月たち「あんな数本の苗から稲穂が付いたお米になっている!」という驚きと、「大きく育って良かった、稲刈り日を迎えられ良かった」と農家と同じ気持ちで稲刈りに参加していただければ嬉しいです。

< 稲刈り体験は令和4年お米作り講座申込みの方、限定です>

●日 時 10月8日(土)雨天翌日 
※開催日前日に雨が沢山降った場合、当日の田んぼの状態を見て田んぼがぬかるむ時は晴天でも8日は中止になります。ぬかるむ田んぼでの稲刈りは稲穂が泥で汚れるために稲刈りは行いません。大雨だった場合は9日も田んぼの状況を見て開催判断させていただきますことご了承ください。ブログで当日朝6時に状況を載せますので必ずご覧の上ご参加ください。

≪午前の部≫9:30集合 11:00ごろ解散 人数分散のため入れ替え制 
但しお弁当を食べる方は準備の都合11:45には撤収お願いいたします。
≪午後の部≫12:30集合14:00ごろ解散

※令和3年(昨年のお米)のうるち米を2キロ1,000円(税込み)で予約販売いたします。❕メールで受付、当日お渡しいたします❕

このお米を消費しないと農家としては新米に手を付けられない状況です・・・。もちろん保冷庫に入れて貯蔵してますので新米が出回る時期になると『古米』扱いになりますが品質も味も問題なしです。悲しいことに消費者の方の気持ちの問題で(農家のお米PRの仕方も問題があるのかも)、新米に惹かれるのはもちろんわかりますが。私としては精米して時間がたったお米の方が本来の味より落ちているのではと思います。皆様には精米したてのお米をご用意いたしますので「キヌヒカリ」是非味わってください。
新米は10月下旬には籾摺り作業を経て食べることが出来ます。12月の第三回のワラのリース作りの講座の時に注文賜る予定です。

※稲刈り体験後にその時期に収穫できる野菜の収穫体験が出来ます。(ダイコン・里芋を予定)

※田植えに参加した時と同じ部にご参加ください。不参加の方は準備の都合連絡をいただけると助かります。

※駐車場利用を希望の方は必ず事前にメールでお申し込みください。(10台のみ)

●持ち物 マスク・帽子・飲み物・作業用手袋(鎌を使用しますのでゴムのすべり止めつきをご準備ください)、足元は汚れますので長靴または汚れても良い運動靴、稲穂がチクチクしますので長袖と長ズボンをお勧めします、収穫物を入れるビニール袋、など

●連絡先 090-2910-6506  メール ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
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