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『2019.8.7 東京新聞』
※ やはりPCは楽しく、つい長時間見てしまって学習の妨げとなる。これはもう、電源を抜いて置くくらいでは駄目であり、今日を限りに、PC本体を押入れに仕舞っておくことにする(笑)。
『万葉を考える』梅原猛
梅原猛 小島先生のお仕事で、私も大変興味をもっているのは、例の七夕の歌のところです。
小島憲之 あれは二十何年前の仕事ですから……。
梅原 巻十の一九九六番から二〇三三番まで三十八首ございます。この人麿歌集の七夕歌をどう解釈するかは人麿論と関わってくることですけど、小島先生は中国の七夕詩と比較されまして、いろいろ面白く考察されております。
吉川幸次郎 河を渡るのが牽牛か織女かということ、それが中国ではすべて織女なんです。ところが『万葉集』の歌はすべて牽牛だという、あれは小島さんの発見でしょう。
小島 まあ、そうでしょうねえ。むかし伊予の旅先で考えました。
吉川 非常に重要なことだと思います。実はご本を読んでびっくりしたんです。それで私も中国で牽牛が渡るのがあるかと思って少し調べたんですが、私が調べた範囲では出てこなかった。
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『2019.8.5 東京新聞 くらし歳時記』
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『万葉集(1520) 山上臣憶良七夕歌』
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反歌(一)
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反歌(二)