おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

そんなことは大多数の人々が分かっていることだ !!

2021年03月11日 19時14分00秒 | サッカー

様々な思惑をはらんでの親善試合開催というのは誰もが分かっていることです。ですから、この開催に対して目くじらを立てている時期はもう過ぎています。

その思惑の先に東京オリンピックがあることも、ほとんどの日本人なら、よく分かっているのです。

ただ、それが良いことか、悪いことなのかは受け取り方が千差万別というところです。


出典:https://west-magazine.com/2020tokyo-olympics-5089

賛否両論があって然るべきなのは理解できます。しかし、東京五輪から更に先、2022サッカーW杯までを見据えて考えた場合には、ここでこの試合が行われることの意義は大きいということも間違いありません。



その親善試合が「日韓戦」だったということが、ヒートアップする一つの要因となっているのも間違いありません。

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サッカー日韓戦強行の裏に「政府」と「東京五輪」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ee15691b106b4b3d7e77488c1395fee74dc3a7
※以下、引用です。

さまざまな意味でハレーションを呼び起こしている。日本サッカー協会は3月10日、男子日本代表が韓国代表と25日に横浜・日産スタジアムで国際親善試合を行うことを発表した。直近で両国は2019年12月の東アジア選手権(韓国・釜山)でも対戦(日本が0-1で敗戦)しているが、フルメンバーが招集できる国際Aマッチデーでの日韓戦は2011年8月以来10年ぶりだ。それだけにサッカーファンを中心に大きな注目を集めている。ただ新型コロナウイルスの収束が見えない中、サッカーの国際試合を“強行”することに反発や疑問の声も数多いのが現状だ。

■停止中のアスリートトラックの解除についても好感触

唐突過ぎる感は、どうしても拭えない。現在も1都3県での緊急事態宣言が発令中で政府は新規外国人の入国を原則として認めておらず、特例措置の「アスリート用東京オリパラ準備トラック(通称アスリートトラック)」も停止されたままとなっているからだ。

ちなみにアスリートトラックとは東京五輪・パラリンピックの関連大会に出場する日本人や外国人選手、コーチ、スタッフら関係者を対象とした特例措置。このガイドラインにおいて対象者には主に出国前の72時間以内の陰性証明や入国時の検査が必要とされ、入国後2週間の行動範囲は会場、練習場所等と宿泊場所の往復に限られると定められている。つまりはコロナ禍で義務付けられている日本への入国後、2週間の隔離が限定的に事実上免除されるというアスリートや関係者への特権である。

日本サッカー協会は日韓戦の実現にあたり、このアスリートトラックの停止解除と出場選手ら関係者に対しての適用を政府、スポーツ庁に要望している。交渉は順調な模様で近々にもアスリートトラック、もしくはそれに準じたガイドラインの適用が許可される見通しとされている。

もともと同日には2022年ワールドカップ(W杯)・カタール大会のアジア2次予選ミャンマー戦が予定されていたが、国内で軍事クーデターが起きたミャンマー側の要望で延期されていた。そのW杯2次予選での日本の次の一戦はアウェー・モンゴル戦。モンゴル国内におけるコロナ対策措置の影響でアウェーでありながらも日本開催に変更となり、日本サッカー協会からは3月30日に千葉・フクダ電子アリーナで行われると先月10日に発表されている。

さらに東京五輪に臨むU24(24歳以下)日本代表の国際親善試合・アルゼンチン戦も26日・味の素スタジアム、29日に福岡・ミクニワールドスタジアム北九州での開催が今月1日に発表済みだ。

今回発表された25日の日韓戦は歴史上においても複雑な関係にある日本と韓国が10年ぶりにサッカーA代表の試合で激突する、いわば“因縁マッチ”。サッカーファン以外の一般層からも否応なしに注目を集めることは、まず間違いない。既に発表済みの前出3試合については今まで知らなかったものの、この日韓戦の実施発表によって緊急事態宣言の解除が正式に決まっていないにもかかわらず、サッカー日本代表が国際試合のスケジューリングを進めていたことをようやく初めて知ったという人はきっと圧倒的に数多いはずだ。

日本サッカー協会は、そんな世間的にもインパクト十分な日韓戦を水面下で正式発表前から足がかりとしてアスリートトラックの停止解除と適用を求め、政府から好感触を得ている。前記したように政府からOKが出るのも時間の問題とみられ、A代表の日韓戦、そしてW杯2次予選・モンゴル戦、U24代表のアルゼンチン戦2試合はアスリートトラックか、もしくはそれに準ずるガイドラインの特例処置が適用されることになりそうな気配だ。日韓戦をエサにする格好で政府と交渉する同協会の戦略は功を奏しつつあると言っていいかもしれない。

■日韓関係好転の糸口にしたい政府

水際対策を強化し、コロナ感染拡大の封じ込めに躍起になっているはずの日本政府が緊急事態宣言下で日本サッカー協会からのアスリートトラック停止解除と適用の要望を受け入れる。加えて日韓戦が実現する25日は延長された緊急事態宣言が解除されている可能性もあるとはいえ、現時点では不確定――。そう考えれば、どうして我が国のトップ連中はこんなタイミングで易々と同協会の要望を受け入れようとしているのかという疑問符がつくが、この「日韓戦」は実を言えば政府側にとっても実現してほしい一戦という思いが胸の内に秘められている。

「今回の日韓戦は協会側が昨今のコロナ禍によってドル箱となる日本代表の国際試合を定期的に組めずに腐心していたことで、近隣の韓国にAマッチの相手国としてオファーした。日本と同じように代表の試合が組めず懐事情が悪化していた韓国の大韓サッカー協会は二つ返事で快諾。

この日韓両国のサッカー協会の“シェイクハンド”は日韓関係が過去最悪の状況に陥っている中、政府としても関係改善に向けた何らかの糸口が欲しいところだっただけに大いに歓迎してくれている。そういう観点から、この日韓戦実現に水を差す理由もないというのが政府の判断だ。

仮に25日の実施当日に緊急事態宣言が解除されていなかったとしても、有観客試合として政府が定めている上限のルールに則れば問題なく実現可能で、(Jリーグ・NPB合同『新型コロナウイルス対策連絡会議』の)専門家メンバーの先生方からもお墨付きをもらっている。そして停止中のアスリートトラックか、もしくはそれに準ずるガイドライン等の特例措置も政府から特別に適用が認められる方向となるだろう。

政府は日韓関係改善に向けた足がかりとするため、この日韓戦実現のために我々の後ろ盾となってくれるということだと解釈している」(日本サッカー協会関係者)

■東京五輪に向けた「壮大なテスト」の側面

そして政府が日本サッカー協会からの要望を受け、凍結されたアスリートトラックの解除について日韓戦を起点として先急ごうとしているのはもう1つ最大の理由がある。今夏に延期された東京五輪・パラリンピックの実現を確固たるものとするためだ。

「一般層からも注目度の高い『サッカー日韓戦』の実現でアスリートトラック適用の正当性が周知されれば、東京五輪の開催に反対する不満の声も沈静化させることにつながっていく。それが政府側の狙い。

(東京五輪・パラリンピック大会)組織委員会もサッカーの日韓戦、そしてすぐ後に控えているA代表のW杯予選、U22の国際試合の成功を強く望んでおり、密かに陰で近々の国際試合に関してJFA(日本サッカー協会)をバックアップしているのは相手の代表国選手たちの入国に対する特例措置の適用が『安全で問題のないこと』を東京五輪に向けて証明させたいからです。

言い方は悪いが、これは壮大な“テスト”と言っていい」

と東京五輪の組織委関係者は打ち明けている。

とはいえ、強行に実現させるからにはリスクが伴う危険性があることも日本サッカー協会、日本政府側は覚悟しなければならない。次の日韓戦のメンバーは両国ともに欧州組の招集に関して各々の所属クラブから感染リスクの問題等で難色を示されており、それぞれJリーグとKリーグからの国内組で主に編成されることになりそうだ。

だが、どうしても両国を対比させて懸念されるのは、やはり相手の韓国代表の“前科”である。昨年11月のオーストリア遠征中、韓国代表は選手とチームスタッフの計6人が新型コロナウイルスに集団感染した事例がある。万が一、同じようなケースが発生してしまったらサッカー界だけでなく日本のスポーツ界全体が取り返しのつかない事態へとつながってしまうだろう。

いずれにせよ、昨年11月の一件から僅か4カ月ほどで韓国代表を対外試合の相手として白羽の矢を立て、2週間隔離の必要がない特例措置を凍結解除してまで招聘するというプランニングには同協会と日本政府の深謀遠慮も見え隠れし、いささか疑問を覚える。

もちろん、まだ日本政府が正式にアスリートトラックの適用を許可したわけではない。政府の発表前に国民の猛反発を食い、結局中止に追い込まれる可能性もゼロではないだろう。

しかしながら、それでも最終的にこのまま強行されるのであれば、とにかく今は25日の日韓戦がコロナ感染もなく、両国の険悪な関係が反映されずにクリーンな試合内容で平穏無事に終わることを望むばかりだ。本当に日韓の関係改善も含めた今後の架け橋へとつながるドリームマッチになるのであれば、たとえ結果論であっても願ったり叶ったりである。


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外来語をカタカナで記すことについては、昭和人間のissanとすればあまり好ましいとは思っていません。


出典:https://ganref.jp/m/photononno/portfolios/photo_detail/3388307
「ハレーション」
写真を撮影する際に、強い光が当たった部分が白くぼやける現象のことで、光暈(こううん)ともいいます。

元々、写真用語であったハレーションがメディアを中心に使われ始めて、派生表現として「他に影響を及ぼすこと」の意味で用いられるようになりました。ここで表現するなら「悪影響」の意味なのですが、何となくぼんやりした表現で逃げたいときに使われることが多いのでしょうね。

「アスリートトラック」
オリパラに関連し国内で開催される国際大会に出場する選手等に関し、必要な防疫上の措置を講じた上で入国を認め、入国後14日間の自宅等待機期間中の活動(大会参加等)を可能とするもの。

これも難しい表現をすればよいというものではありません。いちいち説明しないといけないような言葉なら、「待機期間の選手特例適用」で良いと思うのですが(苦笑)

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で、この記事に関してですが、行っている内容は合っているでしょう。それでも、それは多くの方が分かっていることです。分かっていて開催することに意味があると思えば応援するでしょうし、反対意見があれば述べればよいことです。

ただ、この試合で日韓関係が好転するというのは虫のいい話であり、これだけは期待通りに運ぶとは思えません。下手をすれば、この試合が関係悪化の引き金になることもありますからね。

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この試合をやることの意味は、前回述べたようなことです。協会にとっては収入が一番の目的であり、それによって種々の懸案が好転することなどは考えていないでしょう。W杯予選のことは十分に考えているでしょうけどね。

まあ、純粋にサッカーを楽しもうとすることに後ろめたさを持たせるような現状を打破することこそが政治の役割なんですけどね。政治家にその能力を期待することは、無理難題ということのようです。

しばし見守りましょうかね?
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3.25 『日韓戦』 10年ぶりの国際親善試合の持つ意味 !?

2021年03月11日 06時35分00秒 | サッカー

3月25日(木)に10年ぶりとなる国際親善試合『日韓戦』が開催されもことが正式に決まりました。



“10年ぶり”のサッカー日韓戦「3.25」韓国で早くもささやかれる“負けたら監督更迭”論【ソン・フンミンは来る?】
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d9afa6b10558ad07421256d66950a153ccf22b4
※以下、引用です。

日本サッカー協会と大韓サッカー協会は10日、日本代表対韓国代表の国際親善試合を25日に日産スタジアムで開催すると発表した。

日本で報じられるほぼ同タイミングで、韓国では大々的に報じられており、見出しや内容を見ていると日韓戦への関心の高まりを感じさてくれる。

「宿命のライバル韓日サッカー、10年ぶりに親善試合を行う」(世界日報)
「10年ぶりのサッカー韓日戦が開催」(イルガンスポーツ)
「ベント号、今年初Aマッチは韓日戦、25日横浜で開催」(スポータルコリア)

何しろ、国際親善試合の日韓戦は2011年8月に札幌で開催されて以来10年ぶり。ちなみにこの試合は韓国にとっては振り返りたくもない苦い思い出だ。当時は両国間で竹島(韓国の呼称は独島)の領有権を巡る問題で論争となり、そうした背景からも負けられない戦いと位置づけられていたと記憶している。

だが、韓国はMF香川真司に2ゴールを奪われるなど、0-3で大敗。当時のメディアは“札幌ドームの大惨事”と報じるほど屈辱の試合でもあった。公式戦で最後に行われた日韓戦は、2019年のEAFF E-1選手権。この時は国内組を中心としたメンバーだったが、韓国が日本を1-0で下している。

2次予選も延期、日韓戦は自然な流れ?
過去の日韓戦を見てきた立場としては、よく「選手のケガのリスク」について声をあげるファンが多い印象がある。だが、いざ試合が始まれば、結局は選手もファンもどの相手よりも熱くなっている姿を、試合やスタジアムの雰囲気を見ていて感じたものだった。

コロナ禍で代表選手たちも、長らく本当の意味での“真剣勝負”から離れてしまっている。それならば、ライバルと言われる日韓が戦うことに意味があると見出したのだろう。

それに今回はW杯アジア2次予選が延期になったことで、国際Aマッチの相手を模索していた流れで考えると、距離的にも近い日韓が戦うことになったのは、ある意味自然なものだったのではないかとも感じる。

韓国では関心が高くない?
韓国代表からすれば、敵地に乗り込むからこそ選手たちはもちろん気合十分だろう。しかし一方で、スポーツ・芸能専門サイト『OSEN』のウ・チュンウォン記者に現時点でのファンの雰囲気を聞くと「韓国ではあまり盛り上がりを感じられません」との答えが返ってきた。

「そもそも韓国内での試合ではありませんし、ソン・フンミン(トッテナム)も来られないみたいですから、一般的な注目度は高くないでしょう」

さらに昨年11月のオーストラリア遠征中に代表チームでクラスターが発生したことから、今回の日本行きを不安視する声も少なくないという。“10年ぶり”とはいえ、これが現地の肌感覚である。

ただ、実際に試合が始まれば熱くなるのが日韓戦だ。大韓サッカー協会のチョン・ハンジン事務総長は、日韓戦に合意した理由についてこう語っている。

「6月に開催される2022年カタールW杯アジア2次予選の4試合と、下半期から始まるW杯アジア最終予選を前に代表チームの競技力の確認が必要となる。新型コロナウイルスの感染拡大で難しい部分もあるが、これからのW杯予選などを考慮したとき、貴重なAマッチ期間を積極的に活用する」

「自主隔離」をKリーグのクラブはどう見るか
しかし、ここで問題が1つある。選手たちの自主隔離がどうなるのかという点。

現時点で韓国代表のメンバー発表は15日の予定で、22日には波州NFCに招集される。その後、日本に向けて出発するので、入国時の自主隔離についてはJFAが日本政府と掛け合ったということだろう。だが、日本開催のため、韓国Kリーグでプレーする選手たちは当然、貴重なシーズン中に帰国後の自主隔離によってチームに戻ることができないデメリットがある。

チョン事務総長は「招集対象となる選手が所属する海外クラブにはすでに要請書を送り、交渉中だ。Kリーガーたちは帰国後、最低7日間、波州NFC(サッカー韓国代表トレーニングセンター)で集団隔離を行い、残りの7日間は所属チームに復帰して試合に出場できるように政府と協議を終えた。これによりKリーグクラブにも協力を要請する計画だ」と説明している。

つまり、招集された韓国内の選手は帰国後に最低7日間は隔離される。14日間かになるかどうかは、韓国政府の判断ということになる。

「ソン・フンミン招集の可能性は低い」
韓国代表が最終的にどのようなメンバーになるのかは、現時点でわからないが、やはり目玉はトッテナムでゴールを量産中のソン・フンミンだろう。プレミアリーグ屈指のFWへと成長したソンの来日が叶えば、日韓のファンにとっても楽しみの一つと言える。しかし、前述した通り、ウ記者は「ソン招集の可能性は低い」と言っていた。

他にも元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ(ボルドー)やファン・ヒチャン(RBライプツィヒ)などにも招集を要請しているという。海外組の来日の可能性を今は見守りたいところだ。

敗れたらベント監督の進退に影響?
さらに日韓戦開催で、韓国側が懸念していたのは、敗れた場合に“監督更迭論”が飛び出すこと。

「韓国のパウロ・ベント監督にとっては、大事な一戦です。今年初のAマッチですし、相手はライバルの日本。負ければ批判は免れないでしょうから、ここは絶対に負けられません」(ウ記者)

しかし、その状況は日本代表の森保一監督にも同じことが言える。森保監督はJFAを通じて「ワールドカップ予選に向けて、選手個々そしてチームが大きく成長できるようチーム一丸となって臨みたいと思います」と感謝の意を述べながらコメントを出したが、親善試合とはいえ宿敵同士の対決に大きなプレッシャーがかかることは、互いに理解しているところだろう。

ただ、それでも真剣勝負の刺激が必要だ。試合がないことで薄れた代表チームへの関心を高める起爆剤にしたいという両国の思惑も透けて見える。

10年ぶりとなる日韓の国際親善試合は、果たしてどのような結果が待っているだろうか――。


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ここで浮かび上がってくるのは、現在の両国サッカー協会が抱えている本音の部分です。開催するにあたってのクリアしないといけない障壁が高く、高いリスクに敢えて挑む理由がどこにあるのか? それが、現在の苦境を脱する起爆剤となるかどうかへの微かな希望であるということですね。

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日韓戦3.25“強行”の裏事情 10年ぶり親善試合、コロナ禍で財政難・・両国協会が一致したハイリスク・ハイリターン
https://news.yahoo.co.jp/articles/141a53621064dbfb24d849caeee58b0562b11e7b
※以下、引用です。

サッカー日本代表と韓国代表による約10年ぶりの親善試合が、今月25日に横浜・日産スタジアムで計画されていることが、韓国の複数メディアで報じられた。日本サッカー協会はこれまで沈黙を守っているが、水面下では日本協会が韓国協会に打診する形で交渉中。一両日中にも開催が発表される。コロナ下での国際試合にはさまざまな障壁があるうえ、日韓戦は過去にも過剰なライバル意識ゆえにさまざまな波紋を呼んできた。開催に伴う“ハイリスク”は火を見るより明らかだが、それでも両国協会が熱望する“リターン”の思惑とは何なのか。 (編集委員・久保武司)

◇ ◇ ◇

韓国での一斉報道後も日本協会は、4日に反町康治技術委員長(56)が「ノーコメント」と応じるなど否定も肯定もしてこなかったが、久しぶりの隣国との親善試合決定は秒読み段階に入った。

過去の国際Aマッチ76試合は日本の13勝23分40敗。直近では、2019年12月の東アジア選手権(韓国・釜山)で0-1で敗れた。

親善試合となると11年8月に札幌で3-0の圧勝以来、10年近く行われていない。長らく敬遠されてきたのは、この2試合とも敗れた側の代表監督に更迭論が噴出したように、宿敵との対決はリスクが大きいことも理由のひとつだ。

勝っても負けても、後味の悪さを残してきた経緯もある。13年の東アジア杯で韓国の一部サポーターが、「歴史を忘れた民族に未来はない」などの横断幕を掲げるなど、スポーツに政治を持ち込んで挑発行為を繰り返してきた。17年のアジアチャンピオンズリーグではJ1浦和が、韓国・済州との試合後に乱闘を仕掛けられた。近年の両国間の冷え込みもあり、とても“親善試合”をやれる空気ではなかった。

それでも日本協会が今回、あえて火中の栗を拾うオファーを出した背景には、コロナ禍でマッチメークに苦心が続いていることがある。そして、代表戦が行えないということはすなわち、協会の重要な収入源の柱を失うことを意味する。

対戦相手として韓国が検討される前に一時は、川崎、名古屋などJ1の強豪クラブと3月中に試合を行う計画も持ち上がった。反町委員長が「現時点ではもうない」と明言したとおり、立ち消えとなったのは放映権料が稼げないことが理由だ。

代表戦がゴールデンタイムにテレビ地上波で中継されれば、放映権料は1億5000万円にも達するが、「相手がJクラブではさすがにゴールデンは無理」(民放局関係者)。一方でさまざまなリスクをはらんでもいるが、宿敵韓国との対戦はドル箱カードだ。

日韓戦が計画される3月25日は本来、日本がW杯2次予選でミャンマーと対戦予定だったが、混乱状態のミャンマー側が延期を申し入れ。これで日産スタジアムが空いたことにも大きなうまみがある。代わりに韓国戦を入れた場合も、「Jリーグと日本野球機構が積み重ねてきた実績がある。人数を絞って観戦することは可能」(愛知医大・三鴨廣繁教授)として試合は有観客で準備。たとえ上限50%の動員でも、日本最大規模7万人超収容の大箱なら1億円近い入場料収入が見込めるのだ。

日本協会の財政面への危機感は強い。コロナ禍の影響を受けて競技登録人数は8万人近く減少と見込んでおり、2021年度予算では約28億円の赤字を発表。これまでの積立金でしのぐ方策だ。

韓国協会の状況はさらに深刻だ。今年1月にナイキ・コリアとサプライヤー契約を更新したが、12年契約で総額240億円。年額では20億円となる。日本協会がアディダス・ジャパンと契約中の8年総額250億円、年額31億円余と比べれば、代表の価値も下回る。国際サッカー連盟(FIFA)が昨年呼びかけた、財政難に直面した協会への500万ドル(約5億4000万円)の支援にも申請したという。

代表戦が組めず困っている事情は韓国も同じ。昨年10月の国際Aマッチデーでは対戦相手が見つからず、苦肉の策で自国五輪代表と親子試合を行った。日本で親善試合を行えば代表強化に加え、高額な放映権料や入場料収入を反映した報酬も出る。宿敵に敗れて非難を浴びるリスクを押してでも試合を受けるメリットは大きいが、やはり最大の懸案は感染症対策だ。

まず前提として、国外から日本に入って帰国後には隔離を要するため、両国とも欧州組の招集は所属クラブの難色が必至で絶望的。国内組だけの編成となる。韓国代表が来日後の隔離期間については、「日本協会は韓国側に対して隔離の必要はないと説明している。政府に掛け合って手応えを得ているようだ」(協会関係者)。ただ、韓国代表は昨年11月にオーストリア遠征中、選手とスタッフ計6人が集団感染。同じような事態は絶対に避けねばならない。また、試合後に韓国に戻った後にも隔離が求められるため、韓国のクラブ側の抵抗も大きかった。

韓国協会がこうした問題を検討中の段階で、現地報道が先行してしまった格好だが、関係者によれば8日までに開催の方向で合意。10日以降に正式発表される運びだ。


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「貧すれば鈍する」では生き残れないほど協会の財政事情も逼迫しているということです。リスクが高くてもリターンの大きさを無視できないのが現状です。

韓国側にもやりたい事情の方がやれない理由を上回った結果の開催合意なのでしょう。

いずれにしても、10年ぶりに行われる国際親善試合は良し悪しを別として大きな注目を集めることは間違いありません。

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但し、韓国国内のサッカーファンの間では、この試合開催を快く思っている人は少なすようですね。冷静に見て、「金の為に日本で行われる親善試合」に韓国代表が出場することは屈辱と思っている人、選手の健康面を気遣う人、あくまで国家のメンツにこだわる人、などが多くいることは事実です。


出典:https://kaigaiuchu.com/chinakorea-55702/

それでも、試合となれば盛り上がるんでしょうね。

そもそも、日本サッカー協会にすれば、Jリーグ中継を地上波に乗せる努力を怠って、DAZNに魂を売った結果が今なのだと考えなければならない時期だと思いますがね。

サポーターにしても、代表選にしか興味を示さない人や通ぶって「欧州のリーグしか見ない」などと言っている人々が大多数いることが問題と思います。多くのサポーターの目をJリーグに向けさせられなかった罪は協会にもJリーグにも重くのしかかっているのです。

ただ、勝った負けたで騒いでいてはいけないのですよ(笑)
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