J2第5節が行われました。開幕試合の栃木SC戦に「2-0」で快勝して以降、第2節から第4節まで2分1敗で、しかも無得点が続いているファジアーノ岡山は、前節に続いてのアウェーゲームでモンテディオ山形と対戦しました。
遠隔地でのアウェーということもあり、更に宮城県、山形県での新型コロナウイルス感染者の急激な増加を受けて警戒感が高まって来たので、今回はアウェー参戦は遠慮した次第です。このままの状況が続くようだと、5月1日の秋田遠征も難しいかと思いますね。可能性は追い求めたいですが、簡単にどうにかなるという問題でもなさそうです。コロナがどうとか言う問題ではなく、世間的な軋轢が生じることに無用な心労は望んでいませんので。まあ、折角なので今のところは両面で検討したいと思っています。
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モンテディオ山形とのJ2での対戦成績は、昨年までで16戦9勝2分5敗でした。ホームゲームで、8戦5勝1分2敗と比較的相性が良いのに対して、アウェーでは8戦4勝1分3敗の成績です。特に直近の3年ではアウェーで3連敗しており、若干苦手意識が膨らんでいる嫌な感じのアウェーゲームなので、今季はすっきりと断ち切っておきたいところです。
それでは、第5節のモンテディオ山形戦の試合結果です。
*NDスタ 3,512人
山形 0-1 岡山
┌0-1┐
└0-0┘
得点者:
38分 上門知樹(岡)
お互いに調子に乗り切れないチーム同士の対戦でしたが、試合を通してペースを握っていたのは山形でした。守勢に回ることの多い試合でしたが、CKからのこぼれ球を上門がダイレクトボレーで叩き込んで先制することができました。しっかり抑えて枠に飛ばした素晴らしいシュートですが、ある意味結果オーライのところがあったと思います。誰にも当たらずに跳んだことで相手GKにとってはブラインドになり、シュートを止めることができなかったのです。
やはり、偶発的な得点ではなくチームとして意思を持ったシュートを打って得点したいものですね。押された中でのクリーンシートは守備への評価はできるものの、今季も重くのしかかる得点力不足を打開しないと苦しいシーズンはまだまだ続きます。
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この試合のスタッツです。劣勢の試合を物語る数字ですね。
山形 岡山
ボール支配率 57% 43%
シ ュ ー ト 17 6
枠内シュート 2 1
パス(成功率) 529(74%) 345(67%)
オフサイド 1 0
F K 15 12
C K 11 2
P K 0 0
この圧倒的にやられた内容でも勝点「3」を持ち帰れたというのが、J2あるあるなのかも知れませんが、これはあくまで結果が出ただけだということを忘れてはいけません。シュート数がたったの6本で、しかも枠内シュートが1本だけという状況で、その1本の枠内シュートで挙げた虎の子の1点を守り切ったことは良かったのですが、もう少し相手を崩して流れの中で得点できないと、相手に対する脅威は生まれませんね。
出典:https://www.fagiano-okayama.com/
次節は3週間ぶりのホームゲームです。対戦相手はジュビロ磐田。今のままでは勝機は少ないままです。攻撃のピースをもっと増やさないと駄目ですね。
ともあれ、チームの後押しの為Cスタに集合しましょう。次節は現地でお待ちしています。
よろしくお願いします。