おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

“カスハラ” って何? おいしいの!?

2025年02月04日 19時15分49秒 | サッカー

“カスハラ” って何? おいしいの!?

そりゃあ、カステラや! とボケてみましたが、どなたか滑り止めをください・・(汗)

それは、置いといて・・

 

Jリーグは昨日、選手、スタッフや関係者すべてに対する誹謗中傷等の違法不当な行為に対する考え方、及びカスタマーハラスメントに関する基本方針を作成したと発表しました。

どういった行為がこれに該当するかというのは、言葉を発したり投稿したりする発信者がどう思っているかという問題ではなく、受け手側の受け止め方がどうであるかが重要になっており、発信者に誹謗中傷やカスハラの意識がなかったとしても、それでは通用しません。「殺すつもりはなかった」と言っても殺人は殺人です。それよりもある意味厳しいとも言えますね。

Jリーグが「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を発表 悪質なものや犯罪行為に対しては「法的措置等も含め厳正に対応」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

Jリーグが「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を発表 悪質なものや犯罪行為に対しては「法的措置等も含め厳正に対応」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 Jリーグは3日、新たなシーズンの開幕を迎えるにあたり、選手、スタッフや関係者すべてに対する誹謗中傷等の違法不当な行為に対する考えを改めて表明し、同時にカスタマ...

Yahoo!ニュース

 

このJリーグの方針にのっとり、ファジアーノ岡山でも「誹謗中傷・カスタマーハラスメント等への対応について」 という標題で方針を発表しました。

誹謗中傷・カスタマーハラスメント等への対応について | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

誹謗中傷・カスタマーハラスメント等への対応について | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

ファジアーノ岡山[Fagiano OKAYAMA]公式サイト

 

本文を以下に転載します。


誹謗中傷・カスタマーハラスメント等への対応について

本日、Jリーグが「誹謗中傷・カスタマーハラスメント等への対応について」を改めて表明しました。
ファジアーノ岡山も、これに深く賛同いたします。
ファジアーノ岡山は、弊クラブが展開するすべての事業、および活動において、誰もが安心・安全に楽しめる・過ごせる環境を、ファン・サポーターの皆さま、ご利用者様、関係するすべての皆さまとともに作り上げてまいりたいと考えております。
ご理解賜りますようお願いいたします。
 
以下、Jリーグによる発表です。
【誹謗中傷・カスタマーハラスメント等への対応について】
新シーズンの開幕を迎えるにあたり、選手・スタッフや関係者すべてに対する誹謗中傷等の違法・不当な行為に対する考えや対応について、改めて表明いたします。

私たちは、「日本サッカーの水準向上及びサッカーの普及促進」、「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」、「国際社会における交流及び親善への貢献」という3つの理念を掲げ、日本サッカーの頂点に位置するプロリーグであると同時に、誰もが気軽にスポーツに関わり、楽しむことができる環境づくりや、スポーツを通じて豊かな社会を作ることを目的に様々な活動をしています。

また、これまでも、サッカーファミリーの一員として、リスペクト(大切に思うこと)、フェアプレーの精神を共有し、サッカーに関わるすべての人、ものを大切に思う精神を広く伝えてまいりました。

しかしながら、近年、スタジアムの内外問わず、選手・審判やスタッフなどの関係者に対する誹謗中傷やリスペクトに欠ける悪意のある言動等が多く確認されています。

これらの行為は、他人の名誉や尊厳、さらには人権を傷つけ、私生活に重大な支障を生じさせる極めて悪質な行為であり、いかなる理由があっても決して容認されるものではありません。私たちが愛するサッカーの世界にも、社会にも、そのような行為が存在する余地は一切ありません。

また、世界的にも、2024年8月に国際サッカー連盟(FIFA)が、選手等への人種差別があった場合には試合の一時停止・中断・中止の対応を講じることを加盟協会に義務付ける通達を出し、人種差別に反対する姿勢を改めて示しました。

以上の潮流を踏まえ、Jリーグとしては、人権を重んじる観点から、これらの行為、なかでも試合中の人種差別に対しては、FIFAの通達に則った対応手順の導入を決定するとともに、SNS等における誹謗中傷等に関する違法・不当な行為については、警察や弁護士等の外部専門家と連携し法的措置(発信者情報開示請求等の発信者の特定・損害賠償請求・刑事告訴等) も含め厳正に対応するなど、より具体的な対応を講じてまいります。各クラブ・Jリーグが一丸となりこれまでと同様、またはそれ以上に毅然とした姿勢で臨んでまいります。

また、同時に、私たちが今後も取り組みを行っていくには、Jリーグ・Jクラブの業務に従事するスタッフ一人ひとりが心身ともに健康で、安心して働ける環境が不可欠であると考えています。その一環として、カスタマーハラスメントを防止するため、厚生労働省が定める「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」を参考に、「カスタマーハラスメントに対する基本方針」(別ページにして、リンクを貼る)を策定しております。

私たちは、誰もが安心・安全にサッカーに関わり、楽しめる環境を、ファン・サポーター・関係するすべてのみなさまとともに作り上げていきたいと考えております。
何卒ご理解の上、引き続き熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。


なお、Jリーグは下記基本方針を定めており、ファジアーノ岡山の全ての事業、および活動においてもこれに準じます。


【Jリーグ カスタマーハラスメントに対する基本方針】


■カスタマーハラスメントの定義
お客様(ファン・サポーターやサービスの提供を受ける者)または第三者(取引先等を含む)からの言動・要求のうち、当該内容に妥当性を欠くもの、または妥当であっても当該要求を実現するための手段・様態が社会通念上不相当なものであり、それによりスタッフの就業環境が害されるもの。
■対象となる行為
・身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)や威圧的な言動
・過剰な要求
・業務に支障を及ぼす行為(長時間拘束、複数回に亘る同一クレーム等)
・業務スペースへの立ち入り・長時間の占拠
・差別的な言動
・プライバシー侵害行為
・スタッフ個人への攻撃や要求
・スタッフの個人情報等のSNSやインターネット等への投稿(写真、音声、映像の公開)
・SNSやインターネット上での誹謗中傷
・セクシャルハラスメント
その他違法な行為と判断されるもの 等

上記の行為は例示であり、これらに限られるものではありません。

■カスタマーハラスメントが発生した場合の対応
カスタマーハラスメントと判断される行為等が認められた場合は、スタッフを守るため毅然とした対応を行い、悪質なものや犯罪行為と判断した場合は、警察や弁護士等の外部専門家と連携し法的措置等も含め厳正に対応します。

■スタッフへの対応
・スタッフに対して、カスタマーハラスメントに関する知識および対処方法の研修を実施します。
・カスタマーハラスメントの被害にあったスタッフのケアを最優先し、再発防止に取組みます。


今季から初めてJ1に挑むファジですが、それほど表立って問題視されるサポーターの行為は報道されてきませんでしたが、数多くの問題行動がありました。それらをここで穿り返す気は毛頭ありません。しかし、こういった行為ははたから見ても見苦しいものなので、現に慎みたいものですよね。

例えば、試合後にゴール裏に居残り、「社長出てこい!」 「監督辞めろ!」などと叫ぶのも、これに該当するのでしょうか? 個人的には該当してほしいですよね。また、掲示板に「何故〇〇を出すのか?」 「〇〇は無能だから使うな」 「監督無能なのでクビ!」 「社長交代!」などと匿名で書き込む行為も、これに該当しそうです。

今回、ファジのホーム開幕戦のチケット争奪戦に関しての多くの書き込みを目にしましたが、アウェーの京都サンガF.C.のサポーターの皆さんは優しいですよね。
「岡山は悪くない。悪いのは転売ヤー」という意見が大半を占めていました。クラブに対する誹謗中傷の類はほぼありませんでした。
チケットの販売方法に関しては、ホームゲームの場合はホームクラブにその主体がありますが、そのクラブに転売対策が為されているかどうかが、よく議論の対象になります。しかし、大半のJクラブはチケットの受注、販売をJリーグチケットに委託していますので、根本的な対策は機構側と各クラブが共同で実施しないといけないでしょうね。
ただ、J1昇格プレーオフ決勝でのチケット騒動の際にも意見として発しましたが、シーパスホルダーやファンクラブ会員の先行販売で「1人5枚まで」という枚数指定は、個人的に多過ぎると思っています。せめて3枚か2枚まででも十分ではないでしょうか? ホームゲームをどうしても見たいならシーパスを買えばよいし、優先的にチケットを買いたいならファンクラブに入れば解決します。その上で一般販売に回せる枚数が多く確保できるなら、そこからファン層の広がりにも繋がるのではないかと考えるものです。ファジのフロントの皆さんには慎重にご検討いただきたいところです。

少し論点がずれてしまいましたけど、Jリーグや各クラブがサポーターの暴走に苦慮することが少しでも減るのであれば、それに越したことはありません。サポーターは「叱咤激励」と「誹謗中傷」の違いをよく理解して、理性的な秩序正しい行動ができるようになりたいものです。

間もなく開幕するリーグ戦が安心して観戦できて、非日常空間を享受できることを願って、今シーズンを楽しく愉快に過ごしたいと思います。


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