おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

半世紀越しの悲願!? 北大阪急行の箕面延伸開業に期待するもの

2024年03月30日 11時14分59秒 | 日記

キタとミナミが直通「絶対便利になる」北急南北線が延伸開業
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20240324k0000m020066000c

※以下引用です。

「出発進行!」――。23日、北大阪急行南北線の延伸線が開業した。これまでの終点駅・千里中央から北へ約2.5キロ延び、「箕面船場阪大前」「箕面萱野」の2駅が誕生。大阪府箕面市内から新大阪、梅田、なんばなどへ乗り換え無しでつながった。開業を祝い、新たな終点となる箕面萱野駅は朝早くから多くの人でにぎわった。地元では開業による経済効果を期待している。【三角真理】

この日午前4時半、同駅で出発式があり、同電鉄の内芝伸一社長が「多くの人の尽力や期待に応えるため、安全安心快適な輸送サービスを提供することを誓います」とあいさつ。同5時19分発の始発列車には鉄道ファンら約1500人が乗り込んだ。田中裕介駅長が大きな声で「出発進行!」と合図をすると、大阪方面へと走り出した。

開業により、これまで千里中央駅発着だった列車は、一部を除き箕面萱野駅発着に変更。全ての列車が大阪メトロ御堂筋線と直通運転する。箕面萱野駅から主要駅への所要時間は最短で、新大阪まで19分、梅田まで25分、なんばまで34分。

同電鉄は1日の乗降客を箕面萱野駅で約2万5000人、箕面船場阪大前駅で約1万6000人とみている。

新駅周辺では開発が進む。箕面萱野駅前には新しくバスターミナルができ、路線網が再編された。商業施設・みのおキューズモールの新棟もオープンした。

もう一つの新駅・箕面船場阪大前周辺は文化、国際交流、健康などをうたうまちづくりが進む。大阪大箕面キャンパス、市立文化芸能劇場、図書館などは既に稼働。市は高齢者の健康を守るための施設も計画している。

市は延伸効果として、人口は約4500人、事業所は約480所、それぞれ増えると見込む。また商業施設の売り上げ増加などで経済波及効果は年間614億円とはじく。

早朝から箕面萱野駅にやって来た豊中市の小学5年の男子は「駅の形状や券売機の並び方を見たかった。思っていたより豪華な駅で、さすが北急!と思った」とうれしそう。箕面市の女性(30)は「この辺は絶対便利になると一目ぼれして、半年ほど前に引っ越してきた。開通して感激」と大喜びだった。


北大阪急行が延伸開業 千里中央―箕面萱野間

gooニュース

https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2024032301000382.html

※以下引用です。

大阪府北部を走る北大阪急行電鉄の千里中央(豊中市)―箕面萱野(箕面市)間の約2.5キロが23日、延伸開業した。大阪市中心部を通る大阪メトロ御堂筋線と相互直通運転しており、箕面萱野から梅田まで最速25分で結ばれる。

延伸では箕面萱野と箕面船場阪大前(箕面市)の2駅を新設。総事業費は874億円で、北大阪急行電鉄と箕面市が整備主体となった。


皆さんは1970年に開催された大阪万博をご存知でしょうか? 当時、小学校6年生だった私は学校から1度、そして家族と1度万博を訪れました。学校から訪れた時は、事前の注意事項で「持参できる金額は500円まで」と決まっていました。アイスが1つ10円の時代ですから、小学生にとって500円は結構な大金です。しかも、「100円札は田舎者扱いされるので、硬貨で持って行くこと」という謎の指示まで出る始末。あの頃、100円硬貨は希少なもので流通の主体は板垣退助の100円札でした。勿論、500円硬貨などは存在していない時代です。岩倉具視の500円札が絶対の存在でした。500円札を持って行けば良いものを、そこは小学生のこと、必死で100円硬貨を探し回りました(笑) そんな珍道中が繰り広げられた高度成長期の昭和を象徴するビッグイベントに際して万博会場に人々を運んだのが北大阪急行でした。現在の千里中央駅から万国博中央口駅を結ぶ、約3.6kmの路線が北大阪急行東西線(通称は会場線と呼ばれました)が、あまり開業に乗り気でなかった親会社の阪急電鉄の思惑を大きく飛び越えて、僅か7ヶ月の営業期間で減価償却を終えるぐらいの盛況をもたらしました。万博が終了した後、江坂から千里中央までの区間のみの営業になった時も「日本で一番低運賃の私鉄」と呼ばれたのが、万博で全ての元を取った為です。

学生時代は吹田市内に住んでいた私は箕面を訪ねようとすると阪急千里線から京都戦を経て十三まで行き、宝塚線に乗り換えてまた石橋で箕面線に乗り換えることになっていました。直線距離にすれば近いのに随分遠回りしながら時間を費やしていたものです。北急の南北線が延伸したことで、吹田市内の江坂から5駅で箕面萱野まで行くことができます。学生が箕面に行く理由が特にある訳ではなく、滝を見に行くか、紅葉を見に行くか、はたまた猿に遊ばれるのか、ぐらいしかありませんでしたが、今なら随分楽しみが増えそうです・

「箕面船場阪大前」「箕面萱野」の2駅が増えただけなのですが、随分時間短縮になります。箕面市内から梅田までの移動も格段に速くなり、難波へ行くのは随分便利になります。

万博の栄華の余生を送っていたような北大阪急行がここに来て脚光を浴びるのは嬉しいものです。機会があれば、ぜひ乗りに行きたいと思います。


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