おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

vs ロアッソ熊本 一方的に見える内容でも主導権を握る戦略はある。チームの特長を生かした試合運びで勝ち切る試合を増やして行きたい!

2024年04月24日 11時43分12秒 | サッカー

ボールを持たせても危険を察知して得点を許さない。J2を勝ち抜くには最も有効な戦術と考えます。4試合勝ちのなかったファジアーノ岡山が5試合ぶりに勝点「3」を掴んだロアッソ熊本戦を振り返ります。

第10節を終えて5勝4分1敗の勝点「19」で3位に位置していたファジ。「上位と当たっていない」「弱い相手としか試合していない」「いずれズルズル落ちて行く」 J2掲示板ではそう言われ続けてきました。それを見返してやろうと勇躍挑んだ横浜FC戦ではセットプレーから3失点して撃沈。結局J2民の思惑通りの結果となった後は、愛媛FC戦、ブラウブリッツ秋田戦とドローが続き、勝てない試合が4試合になっていました。大分トリニータ戦で圧倒的に攻勢をかけて勝ち切る筈だった試合が、1本のカウンターに対する守備で柳貴博がDOGSOによ一発レッドで退場して、その後は守勢一方でやっと引き分けたあの試合から、歯車が少しずつ狂っていたのでしょう。

悪い流れを引きずったままで3分1敗で苦しんでいたチームが、熊本戦で取った戦術が「徹底的にボールを持たず、中を締めてフィニッシュに持って行かせない」「奪ってカウンターで一気にシュートまで持って行く」ことでした。勿論、戦前からそれを狙っていたのかどうかは分かりませんが、ポゼッション重視で攻撃的な熊本相手には非常に有効だったと思います。

 

では試合の振り返りとこの試合のスタッツです。

 

⚽スタッツを見ればとても勝ち試合には見えません。相手にボールを持たせる戦術というより、圧倒的に支配されていたと言えそうです。ただ、相手にボールを持たれても、前から積極的に奪いに行くことで、完全に自由にさせませんでした。中盤で奪ったボールからショートカウンターを仕掛け、グレイソンのクロスを岩渕がつぶれながらパスを出し輪笠が先制弾を叩き込みました。2点目も中盤で奪ったグレイソンが岩渕に絶妙のタイミングで繋いで岩渕がGKとの1対1を冷静にループで決めたものです。流れの中で中々取れなかった得点が取れたことが良かったのですが、それ以上にクリーンシートで終えたことが評価されてよいと思います。

この勝点「3」で順位は変わりませんでした。首位の清水エスパルス、2位のV・ファーレン長崎ともに勝った為です。それでも4位の横浜FCとの勝点差が「4」に開いたことはまあまあですかね。

J2の順位表です。

気が付けばもう11試合が終わっています。「まだ、始まったばかり」と言っている内にシーズンはどんどん進んでしまいます。昨季より4試合少ないということの重大な意味が少しずつ覆いかぶさって各チームが苦しめられるのは、そろそろ中盤戦に入ってきた大型連休の連戦辺りからになります。

熊本戦から中3日で本日のルヴァン杯の横浜FC戦、そこから中3日で清水戦、更に中4日でモンテディオ山形戦、そこから中2日で徳島ヴォルティス戦と連戦が続きます。ターンオーバーをどこまで考えて行くのか? 試合ごとのメンバー選定をどうするのか? 色々難しいことが多くなりますが、乗り越えて勝ち続ける為に最良の戦略を期待したいと思います。

では、今晩はCスタでお会いしましょう。

よろしくお願い申し上げます。


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