おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

vs クインシーズ刈谷 SVリーグの歴史的開幕戦、2セット連取からの逆転負けはチームの課題と対峙する絶好の機会と捉えるべき!?

2024年10月16日 07時18分26秒 | バレーボール

 プロ化に舵を切って今季から装いも新たに開幕したSVリーグ。その女子開幕戦、山陽ふれあい公園で行われたクインシーズ刈谷戦に参戦しました。

 

その様子と試合結果です。

プロ化と言っても、そもそもシーガルズは地域で支えるクラブチームで、結果的に選手はプロとして参加していたので昨シーズンまでと大きな相違はありませんが、クインシーズ刈谷は昨季までトヨタ車体の企業チームでした。母体企業は変わらないでしょうが、運営には変化が大きいと思います。初年度はそういう変化対応が各チームごとに強いられることにもなるので、どのように様変わりするのか興味があります。

 

但し、過去に何度もプロリーグを目指した取り組みが途中で頓挫してきた苦い経験を繰り返してきたバレーボール界が一気に様相を新たにするのかは懸念の方が大きくなります。

  

それでは、試合に行きましょう。開幕戦がジップアリーナではなくふれあい公園だったことは、シーガルズの歴史を振り返った時にチームの原点であり、練習拠点である山陽ふれあい公園で開幕戦を開催したかったというのがあるのかも知れません。県外から訪れるにはアクセスに難点のあるこの地での開催にはリスクもありますが、それを置いても開催したかったと考えます。

 

 

試合はシーガルズペースで進みました。2セットを連取してストレート勝ちも見えてきた第3セットの戦い方が結果に影響したように思います。

 

 

この試合の岡山シーガルズのベンチ入りメンバーです。

昨季限りで主将の川島と元日本代表の宮下が引退しましたが、その他の多くのメンバーが残ったので、昨季までと大きく変わったとは感じません。この継続性は一つの武器になるでしょうが、新戦力が加わらないとチーム力の停滞にならないかという不安があります。

 

この試合のスコアです。

🏐連取したセットでも終盤に追い上げられる展開が続き、その点が気になっていました。第3セットをやや一方的に奪われたことで流れを持って行かれました。その後は引き戻すことができずにフルセットで敗れました。外国人選手が本調子でなくメンバーに入らなかった刈谷でしたから、付け入る隙が多かったのですが、鍋谷のサーブに翻弄され舟根のライト攻撃を止められないままに押し切られました。ブロックが弱くなったというのは切実に感じられます。川島と宮下の穴はそこが大きかったのかも知れません。

 

セットごとのスタートローテーションです。

基本的にS-1スタートで、第4セットのみセッターに宇賀神を入れたS-6ローテーションからのスタートでした。

今季は、濱田を中心にセッターを起用するつもりなのか? まだ、試行錯誤の段階なのか? それはよく分かりませんが、濱田のトスアップは昨年までの宮下や今季からキャプテンを務める宇賀神とは一味違っているように感じます。ミドルやライトを多用する形には、昨季までのレフト偏重の攻撃パターンからは脱しつつあるように感じました。勿論、ミドル陣やライトに入る選手の技量にも影響されますが、主としてライトに入る山城に決定力が付いてきたので面白いと思います。また、ライト主体だったサウスポーの小松原をミドルで起用することで攻撃に幅ができているように思います。
ただ、若い選手中心なのでリズムを失ったときに中々立て直せないところがあり、今後の大きな課題になるかと思います。やはり、中心選手の金田がポイントとなる局面でチームの期待にこたえられるかどうかは大事なところではないかと思います。上手く回るようになると今季のシーガルズはかなりやれそうな気がしました。相手のあることなので上手く行くかどうかは未知数ではありますけれど・・・

 

しかし、フルセットで振り切られた開幕戦の悔しさをこれからに生かすようにチーム全体で精進してほしいものですね。

 

開幕第2戦も現地で観戦しました。その様子は後程書きたいと思います。

 

今季も鷗をよろしくお願い申し上げます。


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