昨日の清水エスパルス戦の振り返りです。
いよいよ、ホーム開幕です。岡山からJ1へ、そして世界へ続く長い戦いの歴史を重ねつつあるファジアーノ岡山にとっては、J1昇格も年表にすれば一つの事象に過ぎないかも知れませんが、長く見守ってきた身にとっては、生きている内に新しい景色を見ることができるのかという不安が常に頭に浮かんで消えます。今季、昇格を果たす為には、開幕戦のアウェー、ジュビロ磐田戦と第2節のホーム開幕戦、清水エスパルス戦の結果が大きく影響します。
至る所に行列が続く光景は、ある意味待ち望んだものであり、長蛇の列にも喜んで並びたいと思います。それが失われた3年間を取り戻す為に必要なことだと考えるからです。
この試合のスタメンボードです。
U-20アジアカップに召集された佐野航大と坂本一彩の2人が抜けた穴は、木村太哉とハンイグォンが入って埋めます。今季は皆が更に切れ味とスピードを増しているので面白い試合をやってくれると思います。それが結実した時、勝点「3」を得られるのです。
ともに新しい景色を見に行く旅を楽しみましょう。
風が強いのでそれを味方にできたチームが優位に立つでしょう。ところが、この試合ではそんなことは物ともしないお互いの力がしのぎを削りました。ビジョンは改修工事を行って開幕に間に合うはずでしたが、この試合だけは仮設のビジョンとなりました。何分小さ過ぎて見えません😅
昨年12月にM-1グランプリを制したウエストランドが今季の開幕にも駆けつけてくれました。人気者になった今、超多忙なスケジュールにも関わらず義理堅い彼らには感謝したいと思います。M-1チャンピオンが開幕戦イベントに来てくれるということがどれほど凄いことか? ありがたい話ですね。
ファジアーノチームとトライフープチームのPK戦。ウエストランドの2人が芸人らしからぬガチのキックをお見舞いしてファジチームが勝利。
JA様よりチームにお米を頂きました。ありがとうございます。
雰囲気が最高潮に達した時に選手入場です。
それにしても、アウェーサポ席のコレオは凄かったですね。これぞJ1クラブと知らしめるような華やかで素晴らしい演出でした。
整列
両チームのスターティングイレブンです。
試合開始
⚽試合後にムークが語っていたように相手GKが権田でなければ2点は入っていたでしょう。そこが個の力に秀でる清水の強さです。清水は力を存分に発揮し始めれば、J2の生態系を破壊する戦力です。その力を発揮させないような試合運びができたのは良かったことですが、決定機を幾度となく敵の守護神に止められたのが残念でなりません。佐野と坂本がいたら、それは「たられば」ですからやめておきましょう。彼らがいてチアゴが出られていれば結果が変わったかどうかは分かりません。ただ、ファジとすればベストメンバーではなかった試合で最強軍団と引き分けたことをプラスと考えて、今季のこれからを戦っていかないといけません。15,695人が入場したCスタで清水を倒すシーンがどのようなものだったかを味わえなかったのは口惜しいですが、歓喜の瞬間は先に取っておきましょう。今季の目指すものはあくまでJ1昇格ですから。
この試合のスタッツです。
確かに押し込まれる時間帯が結構あったので、数字を見れば劣勢です。しかし、内容は互角で決定的なチャンスはファジの方が多かったと感じます。スタジアムは今季からどこの席からも声出しが可能になり、最高の盛り上がりを見せましたが、両チームにとって消化不良のスコアレスドローでした。
開幕戦としては最高となる15,695人の来場、チケットが前売時点で完売したこの試合、今季のクラブ運営には明るい見通しを得られるスタートになったのではないでしょうか?
今季、これから何度も訪れるであろう喜びに満ちた風景を予感しながらホーム開幕戦の振り返りを終えようと思います。
今季が終わった時にこの順位だと最高ですよね。
第3節は今季最初の「アラウンド・ザ・日本三名園」
ファジが苦手としている北関東勢の一角、水戸ホーリーホック戦です。
しかし、苦手は克服しなければ頂が見えませんし、昇格もままなりません。強い意志を持って克服しましょう。
では、次節は水戸でお会いしますか? えっ😲
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