おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

プロ志望届の存在がそもそも間違っているのではないのか?・・『ドラフトに“異変”…相次ぐ事前公表にファン落胆「おかしな風潮」「裏でやってくれ」』

2022年10月14日 07時09分37秒 | プロ野球

今年のドラフトは10月20日(木)の開催予定です。高校生、大学生のプロ志望届もだいぶ出揃ってきましたね。

それについては、別の機会に確認します。

近年のドラフトは下位指名にしか醍醐味がないという感想を持っています。以前の逆指名並みのつまらなさです。

ドラフトに“異変”…相次ぐ事前公表にファン落胆「おかしな風潮」「裏でやってくれ」

gooニュース  https://news.goo.ne.jp/article/fullcount/sports/fullcount-1294469

西武・渡辺GM「昨年公表して獲れたゲン担ぎもある」

20日に行われるプロ野球ドラフト会議を前に、球団によるドラフト1位指名の事前公表が相次いでいる。これまでソフトバンクや西武、日本ハムなどが“意中の人”を公言。開催前から答えが分かってしまうような感覚で、ファンは落胆も。SNS上では「ドキドキ感と面白さ減るからもうしなくていいよ!」などの声が上がっている。

「第一巡選択希望選手――」。フリーアナウンサー関野浩之氏のキリッとした声に、息をのむ。選手の運命や球団の未来、様々な思いが交錯するドラフト会議で、一番の見所はドラフト1位の指名。競合すればくじ引きとなり、過去にも数々のドラマを生んできた。メディアも球団の腹の中を探りながら予想。その“答え合わせ”がドラフトの醍醐味でもあった。

ただ、今年は少し様相が違う。決して何人かの選手に人気が集中するような豊作とは言えない中、球団の手の内が次々と明かされている。先に唾をつけ、他の球団に対して先手を打つという狙いもあるかもしれない。ツイッター上でも「今年ドラフトの1位事前公表の牽制合戦になってんじゃん」との声が聞こえてくる。

一方で、願掛け的な理由もあるようだ。早大・蛭間拓哉外野手の1位指名を公表した西武の渡辺久信GMは「公表したのは、それだけ獲得を熱望している表れ。昨年公表して獲れたゲン担ぎもある」と強調。昨年は隅田知一郎投手(西日本工大)にラブコールを送り、4球団競合の末に見事当たりくじを引き当てた。

球団には思惑、選手には安心感も…ファンは「当日のドキドキを楽しみたい」

球団側にとっては複雑な思惑があり、指名される選手にとっては安心材料にはなるかもしれない。ただ、緊張しながら映像を食い入るように見つめるファンにとっては、公表された数だけドキドキが減るとの見方が多いようだ。

「ドラフト1位指名ってそんな公表されるものだったっけ」「ファンとしては当日のドキドキを楽しみたいから正直裏でやってくれないかな」「おかしな風潮がNPBに広がってるな」「ドラフト前に1位指名を公表するのが流行みたいな感じになってきた」……。ツイッター上では、驚きの意見が少なくない。

会議まであと1週間。さらに続く球団は出てくるのか。年に一度の“運命の日”をめぐり、ネットはざわつき始めている。(Full-Count編集部)


MLBのように球団数が多くて、自由競争にすると球団間の地力の差が如実に表れる場合にはドラフトもやむなしと思いますが、NPBは所詮12球団です。何もドラフトを行わなくても自由競争でも問題ないように感じませんか? 人気に差があるとすれば、球団の企業努力が足りないからと言えそうです。Jリーグのように親会社を持たない市民クラブの多い組織なら、それも限界があるでしょうが、現状自由競争のJリーグで選手獲得に不公平感があるかと言われれば、それほどまでに感じません。ある意味、クラブのスカウティングの力量比べみたいなところがあって、それはそれで見ていて楽しいでしょう。

ドラフトの問題点を突き詰めれば、現在のプロ野球志望届の存在がそもそもおかしくさせた元凶のように思います。進学を表明している選手を敢えて指名したり、全く無名の地方の高校生を上位指名したり、スカウトの一世一代の晴れ舞台がドラフト会議だった筈です。どんどんつまらなくなった背景には、「働き方改革」の間違った流れも起因しているでしょうね。プロスポーツなのだから、そんな悠長なことを言っている場合ではないのですが、世の中がおかしくなってしまったことを示す一つの事象なのかも知れません。

それはそれとして、高校生、大学生のプロ志望届の状況も気になるところなので、確認作業をしてみたいと思います。

言ってることに矛盾がある!? そうなのですが、まあ気にしないでください(笑)


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4 コメント

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Unknown (だいちゃん)
2022-10-15 22:27:42
最近、サブスク(動画サービス)で古い映画だのアニメ結構見ています。 その一環で、今「侍ジャイアンツ」を5話まで観ていますが(くれぐれもネタバレはご勘弁願いますね (笑))バンババンは今の時代設定なら、絶対巨人入団には持っていけないでしょうね(笑)

余談ながら全編荒唐無稽なのはご存知と思いますが(相手打者のヘルメットに死球与えたり自分から顔に死球受けてマウンド上がったり)今なら絶対描けない描写ばかり、セリフも放送禁止用語が多いですが、それが昭和の大らかさ、なのかな・・

しかし、ドラフトは年々面白くなくなりますね‥

プロ志望届が昭和にあれば、KK両者の運命は大きく変わっていなのは確実ですね。
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>だいちゃん様 (issan)
2022-10-16 02:42:53
「侍ジャイアンツ」
懐かしいですね。巨人の星の後に出てきたスポ根漫画の傑作の一つです。出て来る魔球は確かに荒唐無稽なのですが、今あれが実践されたら大変なことになります。死者が出ても不思議ではない話ですから。
あの当時は、頭部に死球を受けて生死の境をさまよう選手というのが現実にあったので、耳当て付きのヘルメットが出始めていた頃でもあります。その草分けが、頭部死球で死線を彷徨った、あのタブチくんなんですけどね。

プロ志望届は確実にスカウトの能力を奪っています。隠し玉、だまし打ち、サプライズ指名、そんなドラフトの駆け引きができなくなって、全く面白くなくなりました。

良し悪しは別にして、エンターテインメントとしてのドラフト会議は遠い昔となってしまいましたね。寂しいです。
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Unknown (杉原シンドラー)
2022-10-19 17:09:58
お久しぶりです。貴ブログの移転先をようやく見つけました(私の地元の高校が今年夏の甲子園出場で後回しになっていたのが理由です)。それでいて今回はスレ主様への反対意見が主となることを謝ります。

>プロ志望届けの存在がそもそも間違っているのではないか?

ですが、私は間違っているとは思えません。理由は、プロ側による高校生への「強行指名」でかつて何度もトラブルが起きたからです。そればかりか、私が直接知っているのですが推薦で大学進学内定の高校生をドラフト外で入団させた騒動までありました。その意味で「プロ志望届け」制度は一定の「ガラス張り」を担保出来ていると愚考します。

又、私も1993~2006年まで導入された「逆指名ドラフト」は「天下の悪法」だと思いますが、(完全)自由競争は反対です。理由は「逆指名ドラフト」の時代以上に巨人とホークスが戦力集中となるからです。2009年に亡くなった私の母親(巨人ファン)は「逆指名ドラフト」導入当時、「現代っ子はバカではないから、お金よりも働き甲斐を選ぶから巨人やホークスに戦力集中とはならないよ」と言っていたのですが、その後の展開はそうなりませんでした。
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>杉原シンドラー様 (issan)
2022-10-20 00:22:42
お久しぶりです。旧ブログが閉鎖になる直前に移転先を案内したので、皆さんにご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。

自由競争は極論ですが、現状のプロ志望届が正しいやり方なのかどうかは、正直疑問符が付きます。
他チームを出し抜いたり、駆け引きが横行したのは過去の悪習かも知れませんが、それも含めてスカウトの力量と考えても良いように思います。
盛岡工の田鎖をプリンスホテルに内定させて、西武が強硬指名した「田鎖事件」などは、本人がプロで目が出なかったこともあって、不幸な実例になってしまいましたが、故障するのも運なのか、実力なのか、よく分からない部分です。

かつてのドラフトには汚点もありましたが、今では殆どなくなったサプライズ指名には寂しさを感じます。NPBのドラフトに対する考え方が不安定なことが一番の問題点なんでしょうね。日本的と言えばそうなのですが。
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