東京ドームで行われた準々決勝2試合の結果と日本の試合内容に関して書きたいと思います。
ここまでグループリーグを全勝で通過した日本ですが、韓国が言っていたように『最弱のプール』といえる対戦相手でしたから、この全勝で強さのバロメーターとするには物足りません。そういう韓国に関しては、その最弱プールで敗退したのですから何も言えないのでしょうが(笑) オーストラリアは「ラーメン食ってる場合か!」と韓国戦前に叩かれていましたが、練習せずにラーメンを食べてても韓国に勝ち、準々決勝に進んだのですから、それを批判されるいわれもありますまい。むしろそのチームに負けたチームが批判されなければなりません。
それはそうとして、準々決勝の試合結果です。
▽準々決勝
3/15(水)
豪 州 010 002 000│3
キューバ 001 030 00X│4
(勝)M.ロメロ
(S)R.マルティネス
(敗)J.ガイヤー
本塁打:R.ウィングローブ1号
3/16(木)
イタリア 000 020 010│3
日 本 004 030 20X│9
(勝)大谷
(敗)J.ラソーラ
本塁打:岡本1号,吉田1号,Do.フレッチャー1号
⚾大谷のバントで流れを強引に引き寄せた日本が岡本の3ランで試合を決定づけました。その後も当たりの止まっていた村上にタイムリーが出るなど、流れを手放さずに快勝しました。
ここからは、独り言です。聞き流してください。興行的には成功したと言えるWBCの東京ラウンドでしたが、対戦カードとしてどうだったのか? レベルの圧倒的に劣ると言える中国やチェコが同組にいて、韓国もお話にならないほどに弱かった。オーストラリアはセミプロ集団で韓国には勝ったものの日本の相手になれるほどの力はありませんでした。準々決勝のイタリア戦にしてもメジャーリーガーが日本よりも多く在籍しているとはいえ、力関係は日本の遥か下にいて、勝って当たり前の試合です。
つまり、ここまでは全勝している日本であっても手放しで喜べるような内容ではなかったということです。
従って、本当に厳しくなるのは準決勝以降です。ホームアドバンテージがなくなるマイアミでの戦いが真の実力を試される試合になりそうです。
準決勝の対戦相手がメキシコに決まりました。
世界一まであと2勝、と煽るのではなく静かに見守りたいものです。
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