海江田万里代表は、「非自民」勢力を結集するため、「戦犯6人組」と決別、民主党を分裂させるのが先決だ

2014年06月26日 05時43分14秒 | 政治
◆民主党(海江田万里代表)は6月24日午前、党本部で衆参両院の国会議員による両院議員総会を開いた。しかし、深刻な支持率低下に悩み、党の再生に向けて議員総会を開いたはずなのに、出席した議員の間からは海江田万里代表に総括を求める厳しい声ばかりが相次いだ、批判している側、そのなかでも民主党を野党に転落させたいわゆる「戦犯6人組」(岡田克也元副総理、玄葉光一郎元外相、野田佳彦前首相、前原誠司元代表、枝野幸男元経済産業相、安住淳元財務相)が、失われた国民の信頼を回復するのにどう反省し、どんな努力をしたのかを少しも語らず、「海江田万里代表を引き摺り下ろすのが目的の代表選前倒し」を求める卑しい野心のみが露わになっている。
◆日本はいま、歴史的な大転換期を迎えている。文字通り「日本の危機」である。戦後、「戦争永久放棄」「戦力不保持」を明記した日本国憲法の下で、「専守防衛」に専念してきたのに、安倍晋三首相は、「必要最小限度」という枠を設けつつも、海外での戦争に道を開く「安全保障政策」の大転換を図ろうと積極的、かつ意欲的な姿勢を示したのである。これは、明らかに世界のロイヤルファミリーの意向に反するどころか、真っ向から対立する。
 このなかで新しい大勢力が形成されつつあり、既存の大勢力(旧勢力)に対抗しようとしている。新しい大勢力と既存の大勢力(旧勢力)の対立軸は、それは、以下のようにまとめることができる。
 世界統治観=国連中心の平和と秩序維持(国連平和維持軍)VS米英の多国籍派(多国籍軍)
 文明史観=原発ゼロVS原発推進
□生活観=国民の生活が第一VS企業利益優先
 世界のロイヤルファミリーは、「国連中心の平和と秩序維持(国連平和維持軍)」「原発ゼロ」「国民の生活が第一」を柱とする政策の実現を目指している。
◆これの対立軸構図について、海江田万里代表は、一体、どちらを選んでいるのか。つまり、これからどちらの道を選んで、民主党を率いて行こうとしているのか。
 毎日新聞は6月17日午後7時45分、「海江田民主代表:石原新党の平沼暫定代表と会談」
という見出しをつけて、以下のように配信している。
 「民主党の海江田万里代表は17日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表による新党の暫定代表となった平沼赳夫元経済産業相と東京都内で会談した。平沼氏は、石原新党と安倍政権との距離感について『是々非々だ』と説明。両党は、将来的な国政選挙での協力、地方分権や行政改革などの分野で連携を深めることで一致した」
 この動きを見る限り、海江田万里代表が、「自民党より右」の保守勢力=「既存の大勢力(旧勢力)より右」に同調しているように見えるので、世界のロイヤルファミリーが目指している「国連中心の平和と秩序維持(国連平和維持軍)」「原発ゼロ」「国民の生活が第一」を柱とする政策を実現しようとしているとは思えない。
 これでは「非自民」勢力を結集することは難しい。問題は、世界のロイヤルファミリーが「世界の指導者」として期待している小沢一郎代表との関係がどうなっているのか不明であることである。
 しかし、海江田万里代表が、代表を引き摺り下ろされないで生き延びるには、「非自民」勢力を結集するため、「戦犯6人組」と決別し、民主党を分裂させることが先決である。
【参考引用】TBSNEWSが6月24日午前11時20分、民主党総会、海江田代表に『総括』要求続出」というタイトルをつけて、以下のように報じた。
 深刻な支持率低下に悩む民主党が、党の再生に向けて議員総会を開きました。議員の間からは海江田代表に総括を求める厳しい声が相次ぎました。民主党は24日午前、党本部で衆参両院の国会議員による両院議員総会を開きました。
 「党首会談をやりました。みんなの党、結いの党、維新の会は、再編の過程にあります。この再編の過程を見守りながら、新しい形ができたところで、また再び、党首の会談を続けていきたいと」(民主党 海江田万里 代表)
 海江田代表は去年7月、1年間で目に見える成果を出せなければ代表を辞任する考えを表明していますが、24日は自らの進退には触れませんでした。代わりに成果として、国会の最終盤に行った野党各党との党首会談や石原環境大臣への不信任決議案を提出したことなどを強調しましたが、議員からは総括を求める声が相次ぎました。
 「これから民主党は来年の統一地方選挙。いつあってもおかしくない総選挙に向けて、党勢拡大・縮小を目指していくのか」(民主党 蓮舫 参議院議員)「代表選を行うことも含めてお考えいただきたい」(民主党 大串博志 衆議院議員)
 海江田代表は、1か月後に再び議員を集めて1年間の活動を総括したいと理解を求め24日の所は終了しましたが、党内の火種は依然くすぶったままです。


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」

イスラエルのネタニヤフ首相が来日中、日本との間で極めて「重要な関係」を結んでいた


◆〔特別情報①〕
 最近、欧州各国に居留しているイスラエル人が、続々と本国に帰還し始めているという。公表されていないが、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(1949年10月21日生まれ、64歳)夫妻が5月12日~14日の来日中に、日本との間で極めて「重要な関係」を結んでいた。イスラエル人の本国帰還とのつながりがありそうである。これは、日本とイスラエルの外交防衛関係に詳しい専門家からの情報である。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


blogosでも配信しております。お申し込みはこちら↓


板垣英憲マスコミ事務所からも配信しております。
お申し込みフォーム

にほんブログ村 政治ブログへ



第31回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成26年7月12日 (土)
「自民党解体と政界再編」
~歴史的使命を終えた自民党とこれからの2大政党政治


◆新刊のご案内◆

[新版]孫の二乗の法則 (板垣英憲著 PHP研究所刊)
価格:¥1,404
詳細はこちら→PHP研究所

中国4分割と韓国消滅
ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン
金塊大国日本が《NEW大東亜共栄圏》の核になる
著者:板垣 英憲
超★はらはらシリーズ040
☆絶賛発売中☆

詳細はこちら→ヒカルランド


 こちらも好評発売中 「ロスチャイルドの世界派遣奪還で日本の《政治・経済権力機構》はこうなる」(ヒカルランド刊)
 ■NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ―新帝王に小沢一郎が指名され、旧ロックフェラー派は大粛清、しかし日本は消費増税分の大半を上納しなければならない

詳細はこちら→ヒカルランド

**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会
5月開催の勉強会がDVDになりました。
 日本の科学技術と武器の輸出「解禁」 ~民間技術が軍事技術を進歩させる時代へ
その他過去の勉強会20種類をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会

【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】




◆不信の時代なればこそ『誠』の経営学~『新撰組』の精神と行動の美学をビジネスに生かす

目次

Ⅸ 情報収集を怠らない

 元治2年(1865)1月、近江源氏の名門・佐々木六角源氏太夫を編り徒党を組む、不審な浪士たちの情報がもたらされた。織田兵庫介を一味の頭目だとするめ記録もあって、京都と大坂で同時に捕縛作戦が展開される。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。


『忠臣蔵』が語る組織の勝つ成果Q&A
『風林火山』兵法に学ぶ経営学~人は石垣、人は城
『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』
『人生の達人~心に残る名言・遺訓・格言』(2000年6月11日刊)
『細川家の大陰謀~六百年かけた天下盗りの遺伝子』1994年1月5日刊(2000年6月11日刊)
『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』(2010年1月20日)
『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊)
『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)
『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』(2006年11月刊)
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」(2007年7月刊)


板垣英憲マスコミ事務所
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする