「石破政権は短命に終わる」高市早苗氏に〝充電のすすめ〟 総裁選決選投票で敗北 閣僚や党の要職に就かないほうがいい理由 門田隆将氏
9/28(土) 17:00配信2024
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夕刊フジ
日本初の女性首相に一歩届かなかった高市氏=27日
自民党総裁選で、高市早苗経済安保相(63)は1回目の投票で1位となったが決選投票で石破茂元幹事長(67)に敗れた。高市氏を応援してきた作家でジャーナリストの門田隆将氏(66)はこの結果を嘆きながらも、「石破政権は短命に終わる」と予測する。高市氏の今後に向けての思いも聞いた。
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高市氏は1回目の投票で、国会議員票、党員・党友票ともに石破氏を上回ったが、決選投票で逆転を許した。
門田氏は「いまの自民党は財務省寄りの緊縮財政を推す議員や『親中派』の議員、左翼リベラル議員らに牛耳られ、国民の意思があっても逆転されることが分かった。高市氏のような、分かりやすい保守現実主義政策を打ち出しても、もう突破することはできなくなった」と話す。
それでも高市氏には自民党にとどまってほしいという。
「高市氏を支持しなかった自民党の議員たちは、エリート特有の〝万能感〟を持ち、一方で確たる国家観も歴史観もない。左翼リベラル政党となった自民党から〝保守・現実派〟の支持層は離れるので、次の衆院選も来年の参院選も石破政権では勝てないだろう。高市氏については『自民を割って外に出てほしい』という意見もあるが、そうは思わない」
一方で門田氏は、高市氏は閣僚や党の要職に就かないほうがいいと話す。
「『高市氏がいるから石破政権にはまだ存在意義がある』みたいな言われ方をされてはいけないし、石破政権と運命を共にしてはならない。自民が下野する可能性も高くなったと思うが、高市氏は走り続けてきて体も相当疲れているだろう。いまは日本を救うために充電期間を設けてほしい」と強調した。