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AVモザイク除去」できるAIに業界が震撼、人気AV女優も被害に…

2024年12月01日 21時03分00秒 | 女と男のこと
AVモザイク除去」できるAIに業界が震撼、人気AV女優も被害に…
 
かつて実話誌の広告にあった「モザイク除去機」が現代に甦った! AIの技術の進化によりモザイクの除去が可能となったが、業界は深刻な被害に頭を痛めていた 

※写真はイメージ

海外サイトに溢れる偽造性器の正体とは

  昨年12月にSPA!は、AI(人工知能)で有名芸能人の顔にすげ替えた「フェイクポルノ」の蔓延についてお伝えしたが、現在、AIを悪用したアダルトコンテンツにはもう一つの潮流がある。それはモザイクが限りなく薄く見える「モザイク除去動画」の存在だ。すでにKやFといった海外のポルノ動画サイトでは大量にアップされている。  なかには本来、無修正作品が出回っているはずのない有名女優のT・SやM・Yなどの動画もある。これらの動画が流通し始めた当初、「いったいこれは何だ?」と謎が謎を呼んだが、そのカラクリが明らかになりつつあり、AV業界が震撼しているという。  真相に迫る前に、まずは実際にサイトで件の動画を探してみた。無数にアップされている素人や外国人の作品に交じり、日本の有名AV女優の名前がある。タイトルには「無碼破解(モザイク除去)」などと中国語で書かれている。 
 
 映像では絡みのシーンが始まると、モザイクのあるはずの局部にぼんやりと紗がかかり、やや不自然に歪みのある性器が映し出される。性器に触れる手や唇を見るとわかりやすいのだが、動きや形状が少しおかしいのだ。  それもそのはず、実はこうした動画はAIで性器を「再現」したものなのだ。つまり、モザイク越しの色や形状、また体の角度などから、AIが分析し「おそらくこんな感じではないか」とモザイク部分を補う“偽造性器”なのだ。テクノロジーメディア「ロボティア」編集長の河鐘基(ハジョンギ)氏は言う。 「解像度の低い画像や動画を鮮明にしたり、合成・再現するAI技術は数年前からトレンドになっており、GAN(敵対的生成ネットワーク)という技術が使われています。機械学習とは違って“教師データ”がなくても、対象からAIが構造や法則を見つけ出して補完したり、実在しないデータを生成するのです。写真の背景に映った邪魔な電柱や通行人を違和感なく消すアプリがありますが、こうした技術が応用されています」  
 
人気AV女優の三上悠亜さんは昨年夏、インスタグラムで「私の無修正流出!と話題になっていますがAIで作られたものなので残念です」と投稿しているが、業界関係者はこうした動画の蔓延に怒り心頭のようだ。 「女優さんがかわいそうですよ。モザイクがあるからAVに出演しているコも多いですからね。被害に遭ったと知ったらショックでしょうね。偽造されたもので、“性器のお面”をつけているようなものだと言っても理解してくれないでしょうしね」(制作会社関係者) 
 
 では、こうした動画はどこからやってくるのか。AI技術に長けたエンジニアが作っているのだろうか。否、すでにモザイクを除去するソフトが誰でも入手可能な状態にあるのだ。詳しくは後で解説する検証を見てほしいが「JavPlayer」という、AI技術を組み込んだ動画プレーヤーが存在し、同ソフトで作製された動画が大量にアップされているのだ。  
 
同ソフトに関しては配布ページがあるものの、作者の正体は不明だ。コンタクトは試みたが、連絡先は一切公開されていない。作者は日本人のようだが、配布ページも海外の製作サービスを使用しており、概要もわからない。
 
 
除去ソフトを使って中国人が大量アップ?
 
  モザイク除去はもともと、数年前からエロゲーの画像のモザイク外しとして有志によって行われてきた。近年、AI技術の急速な発展で、リアルタイムで動画からモザイクを除去して再生するプレーヤーが出現したのだ。制作者はおそらく個人の趣味で開発をスタートさせたが、昨年夏ごろから何者かが海外サイトなどに収益化を目的とし、モザイクを除去したAVを無断で上げるようになっていったようだ。AI事情に詳しいあるゲームコンテンツ制作者は言う。 「モザイク部分の再現にはPCに大きな負荷がかかるので、スペックの高いものでないとキレイにできません。おそらく中国人業者がハイパワーな自作PCを作って、動画をガンガン加工しているようです。一般人の趣味の範疇ではできないボリュームです」  
 
海外にアップされているモザイク除去動画は無料で見られるため、サイト自体には広告収入が、投稿者にもアフィリエイト収入が入るシステムだ。完全に違法行為だが、前回お伝えしたフェイクポルノの流通と似た形態となっている。  個人が購入した動画をソフトで処理してモザイクを除去して楽しむ分には問題はない。しかし、営利目的で不特定多数が見るサイトにアップするのは、著作権を侵害する行為に当たる。  
 
こうした状況に対し、AV業界はどんな対策をしているのだろうか。アダルト作品の著作権保護などの活動を行う業界団体IPPAは以下のように回答した。 「違法動画として削除対応を行っておりますが、警察からも捜査協力の要請があります。違法動画の視聴行為は、制作したメーカーに利益を生みません。そのため、出演者の方々の報酬にも影響が出ることとなり、よりよい作品を制作していくことが困難になってしまいます」(IPPA事務局)  当然、違法コンテンツの蔓延は、クリエーターの死活問題にもなっていく。AV監督の日比野正明氏はこう話す。 「AV制作者には、映画やテレビをやりたかったけれど、実力や才能がなくてこの業界に入ってきた人もいれば、中卒など学歴が低くてエンタメ業界を諦めた人もいます。そんな人たちでも、まともな飯を食っていける業界でした。でも、著作権を保護してもらえないと生きていけず、僕らのようなものづくりの“底辺”がいなくなってしまう。著作権が大事なのは映画でもAVでも同じです」  
 
合法なポルノ映像を実現すべく、モザイクというガラパゴスな文化が発明され、日本のAVをここまで発展させてきた。その破壊者が現れた今、日本のAV産業は危機的状況にある。
モザイク除去を検証した!
 
  文中でも紹介したモザイクを再現する動画プレーヤー「JavPlayer」を実際に試してみた。同ソフトは無料の試用版と有償版(1200円)があるようだ。動画サイトにアップされているような、限りなく本物に近い形で再現するにはGPU(仮想通貨のマイニングにも利用される画像処理装置)搭載のハイスペックPCが必要となるが、今回は通常のPCで検証した。  
 
モザイクの入った動画をこのプレーヤーで再生すると、モザイク部分がぼやけて見える。再現性は低いものの、元の動画よりも若干クリアに見える。動画再生中、PCのファンがフル稼働していた。処理にかなりの負荷がかかっているようだった。  
 
同ソフトはFANZAなど国内主要アダルトサイトで購入したものに対応。モザイクをリアルタイムで再現して再生したり、その動画を保存できる。配布ページの説明文には「HDDの底に眠っている動画がお宝に変わるかもしれません」とあり、AVのモザイク除去を意識して作製されたことは明らかだろう。また、英語版の解説ページがあったり、有償版は海外の決済システムが使われており、海外ユーザーを当て込んでいるフシもあった。  作者は正体不明だが、日本人であることは間違いなさそうだ。
 
 
 
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徒然草 第百八十八段

2024年12月01日 20時03分51秒 | 文化と芸能

徒然草 第百八十八段


>一生のうちにすべきことを見つけ、よく考え、一番大切だと思うことを決め、他は全部捨ててしまおう。一つに没頭するのだ


現代語訳



9・8・2021

 ある人が息子を坊さんにさせようと思い、「勉強をして世を理解し、有り難い話の語り部にでもなって、ご飯を食べなさい」と言った。息子は言われたとおり、有り難い話の語り部になるべく、最初に乗馬スクールへ通った。

「車や運転手を持つことができない身分で、講演を依頼され、馬で迎えが来た時に、尻が桃のようにフラフラしていたら恥かしい」と思ったからだ。次に「講演の二次会で、酒を勧められた際に、坊主が何の芸もできなかったら、高い金を払っているパトロンも情けない気持ちになるだろう」と思って、カラオケ教室に通った。この二つの芸が熟練の域に達すると、もっと極めたくなり、ますます修行に勤しんだ。そのうちに、有り難い話の勉強をする時間もなくなって、定年を迎えることになった。

 この坊さんだけでなく、世の中の人は、だいたいこんなものである。若い頃は様々な分野に精力旺盛で、「立派になって未来を切り開き、芸達者でもありたい」と、輝かしいビジョンを描いている。けれども、理想を掲げるばかりで、実際は目先の事を片付けるのに精一杯になり、時間だけは容赦なく過ぎていく。結局、何もできないまま、気がついた頃には老人になっていたりする。何かの名人にもなれず、思い描いた未来は瓦解し、後悔をしても取り返しようもない年齢だ。衰弱とは、坂道を滑り降りる自転車と同じである。

 だから、一生のうちにすべきことを見つけ、よく考え、一番大切だと思うことを決め、他は全部捨ててしまおう。一つに没頭するのだ。一日、一時間の間に、仕事はいくらでも増えてくる。少しでも役立ちそうなものにだけ手を付けて、他は捨てるしかない。大事なことだけ急いでやるに越したことはない。どれもこれもと溜め込めば、八方塞がりになるだけだ。

 例えば、オセロをする人が、一手でも有利になるよう、相手の先手を取り、利益の少ない場所は捨て、大きな利益を得るのと同じ事だ。三つのコマを捨て、十のコマを増やすのは簡単なことである。しかし、十のコマを捨てて十一の利益を拾うことは至難の業だ。一コマでも有利な場所に力を注がなくてはならないのだが、十コマまで増えてしまうと惜しく感じて、もっと多く増やせる場所へと切り替えられなくなる。「これも捨てないで、あれも取ろう」などと思っているうちに、あれもこれも無くなってしまうのが世の常だ。

 京都の住人が、東山に急用があり、すでに到着していたとしても、西山に行った方が利益があると気がついたら、さっさと門を出て西山に行くべきだ。「折角ここまで来たのだから、用事を済ませ、あれを言っておこう。日取りも決まってないから、西山のことは帰ってから考えよう」と考えるから、一時の面倒が、一生の怠惰となるのだ。しっかり用心すべし。

  一つの事を追及しようと思ったら、他が駄目でも悩む必要は無い。他人に馬鹿にされても気にするな。全てを犠牲にしないと、一つの事をやり遂げられないのだ。ある集会で、「ますほの薄・まそほの薄というのがある。渡辺橋に住む聖人が、このことをよく知っている」と言う話題になった。その場にいた登蓮法師が聞いて、雨が降るにも関わらず、「雨合羽や傘はありませんか?
 貸して下さい。その薄のことを聞くために渡辺橋の聖人の所へ行ってきます」と言った。「随分せっかちですな。雨が止んでからにすればよいではないか」と、皆で説得したところ、登蓮法師は、「とんでもないことを言いなさるな。人の命は雨上がりを待たない。私が死に、聖人が亡くなったら、薄のことを聞けなくなってしまう」と言ったきり、一目散に飛び出して、薄の話を伝授された。あり得ないぐらいに貴重な話だ。「出前迅速、商売繁盛」と『論語』にも書いてある。この薄の話を知りたいように、ある人の息子も、世を理解することだけを考えねばならなかったのだ。


原文

 或(ある)者、子を法師になして、「学問して因果(いんぐわ)の理(ことわり)をも知り、説経(せつきやう)などして世渡るたづきともせよ」と言ひければ、教のまゝに、説経師にならんために、先づ、馬に乗り習ひけり。輿(こし)・車は持たぬ身の、導師(だうし)に請(しやう)ぜられん時、馬など迎(むか)へにおこせたらんに、桃尻(ももじり)にて落ちなんは、心憂(う)かるべしと思ひけり。次に、仏事の後(のち)、酒など勧(すす)むる事あらんに、法師の無下(むげ)に能(のう)なきは、檀那(だんな)すさまじく思ふべしとて、早歌(はやうた)といふことを習ひけり。二つのわざ、やうやう境(さかひ)に入(い)りければ、いよいよよくしたく覚えて嗜(たしな)みけるほどに、説経習うべき隙なくて、年寄りにけり。

 この法師のみにもあらず、世間(せけん)の人、なべて、この事あり。若きほどは、諸事につけて、身を立て、大きなる道をも成(じやう)じ、能(のう)をも附(つ)き、学問をもせんと、行末久しくあらます事ども心には懸けながら、世を長閑(のどか)に思ひて打ち怠りつゝ、先づ、差し当りたる、目の前の事のみに紛れて、月日を送れば、事々成(な)す事なくして、身は老いぬ。終に、物の上手にもならず、思ひしやうに身をも持たず、悔(く)ゆれども取り返さるゝ齢(よはひ)ならねば、走りて坂を下る輪(わ)の如くに衰へ行く。

 されば、一生の中、むねとあらまほしからん事の中に、いづれか勝るとよく思ひ比(くら)べて、第一の事を案じ定めて、その外(ほか)は思ひ捨てて、一事(いちじ)を励むべし。一日の中(うち)、一時の中にも、数多(あまた)の事の来(きた)らん中に、少しも益(やく)の勝らん事を営みて、その外(ほか)をば打ち捨てて、大事を急ぐべきなり。何方(いづかた)をも捨てじと心に取り持ちては、一事も成(な)るべからず。

 例へば、碁(ご)を打つ人、一手(ひとて)も徒(いたづ)らにせず、人に先立ちて、小を捨て大に就くが如し。それにとりて、三つの石を捨てて、十の石に就くことは易(やす)し。十を捨てて、十一に就くことは難し。一つなりとも勝らん方(かた)へこそ就くべきを、十まで成(な)りぬれば、惜しく覚えて、多く勝らぬ石には換へ難し。これをも捨てず、かれをも取らんと思ふ心に、かれをも得ず、これをも失ふべき道なり。

 京に住む人、急ぎて東山(ひがしやま)に用ありて、既に行き着きたりとも、西山(にしやま)に行きてその益(やく)勝るべき事を思ひ得たらば、門(かど)より帰りて西山へ行くべきなり。「此所まで来着きぬれば、この事をば先づ言ひてん。日を指さぬ事なれば、西山の事は帰りてまたこそ思ひ立ため」と思ふ故に、一時の懈怠(けだい)、即ち一生の懈怠となる。これを恐るべし。

  一事を必ず成(な)さんと思はば、他の事の破るゝをも傷むべからず、人の嘲(あざけ)りをも恥(は)づべからず。万事に換へずしては、一(いつ)の大事成るべからず。人の数多ありける中にて、或者、「ますほの薄(すすき)、まそほの薄など言ふ事あり。渡辺(わたのべ)の聖(ひじり)、この事を伝へ知りたり」と語りけるを、登蓮法師(とうれんほふし)、その座に侍(はべ)りけるが、聞きて、雨の降りけるに、「蓑(みの)・笠(かさ)やある。貸し給へ。かの薄(すすき)の事習(なら)ひに、渡辺の聖(ひじり)のがり尋(たづ)ね罷(まか)らん」と言ひけるを、「余りに物騒がし。雨止みてこそ」と人の言ひければ、「無下(むげ)の事をも仰(おほ)せらるゝものかな。人の命は雨の晴れ間(ま)をも待つものかは。我も死に、聖も失(う)せなば、尋ね聞きてんや」とて、走り出(い)でて行きつゝ、習ひ侍(はべ)りにけりと申し伝へたるこそ、ゆゝしく、有難う覚(おぼ)ゆれ。「敏(と)き時(とき)は、則(すなは)ち功あり」とぞ、論語と云ふ文(ふみ)にも侍(はべ)るなる。この薄(すすき)をいぶかしく思ひけるやうに、一大事の因縁(いんねん)をぞ思ふべかりける。




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2024年12月01日 19時03分19秒 | 日々の出来事

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10/29/2022
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2024年12月01日 18時03分11秒 | 日々の出来事

冬になりますね⭐

11・30・2024
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すでに、師走です

2024年12月01日 17時45分46秒 | 日々の出来事



速いですね⭐
ラストの月になりました
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