星崎の千鳥 2019-05-13 09:53:23 | 気紛れなスケッチ 星崎は鳴海の西北半里、鳴海一帯にかけて千鳥の名所であった、今の名古屋市野並の南の高台に千句塚公園があり、その一角 大きなエノキの下に「千鳥塚」がある。 貞享四年十一月七日 「笈の小文」の旅で『星崎の 闇を見よとや 啼く千鳥』と芭蕉が読んだ句碑である、往年はこのあたりまで海が迫っていたんだと思いを馳せながら街を見下ろせる処であった。