白髪染めの割合

休日に行きつけの散髪屋に行きました。私の入れ違いに、65歳位の男性が帰ろうとしていました。鏡越しに見た頭の状態が不思議だったので、店員さんと会話がはずみました。

頭頂部の中央はすっかり禿げてています。その周囲では真っ黒な毛を伸ばして整髪料で立たせています。一方で耳の後ろの側頭部は刈り上げ気味ですが、毛の色は真っ白です。

＜店員さん、あの人は髪の毛を黒く染めているの？＞
＜え、そうですよ。短く刈ると、白髪が目立ちますよね。＞

＜50歳を過ぎた人では、白髪を染めている人はどのくらいの割合ですか？店員さんなら、分かるでしょう。＞
＜そうですね、軽く5割はいるでしょうね。6割近くになるでしょう。実は、僕は39歳ですけど、染めているんですよ。若い頃は茶色に染めていたんですが、今は白髪染めになってしまいました。＞

＜そうか、約6割か！思ったより、染めている人は多いんだね。＞と言いながら、店内を見渡しました。

男性の店員が6名います。年齢の幅は30代から60代位ですが、頭の禿げた人もいます。しかし、全員が黒い髪です。散髪屋では、散髪もできますが、白髪染めもできます。散髪屋の店員は、営業上白髪頭であってはまずいのかなと、推察した次第です。散髪屋の店員の白髪染めをしている割合は、100％です。