岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

日野原重明先生の講演

2012-04-27 11:15:27 | 日々のこと
日野原重明先生は聖路加病院の理事長で、現在100歳です。既に90歳を越えていた先生の講演を2回聞いた事があります。ご高齢にも係わらず、舞台には元気良く歩いて登場され、約1時間ずっと立ったままで講演されました。

聴衆の笑いや反応をみて、アドリブで話しが展開していきます。高尚な落語を聞いているかのようであったのが、急に貰い涙をするような感動的な話へと転じていきます。躍動感溢れる身のこなし、張りのある声からは、年齢を詐称しているのではと思う位の若さを感じます。

広島市で先生が講演した要旨が、本日の中国新聞に掲載されています。以下は抜粋です。

・哲学者マルティン・ブーバーは、<人は始めることさえ忘れなければ、いつまでも若い>と言った。私はこれから、童話作家になり、童謡の作曲もしようと思っている。

・父に教わった三つのVがある。大きな夢を見る<ビジョン>、思い切って行動する<ベンチャー>、勝利を得る<ビクトリー>。ビジョンを持って勇気ある行動をすれば、自然とビクトリーが完成される。・・・何でも1年生になって習えばできる。やらないからできないのであって、やればできる。

・自分の環境は、誰と交わるかによって変わる。出会いによって生き方が変わり、生きがいを知る。私の場合、先生や本、患者さんとの出会いで成長できた。

・生きがいに必要な希望を持ち、いろんな人と接触し、趣味やボランティア活動などに打ち込むこと。・・・年を取ることは悪いことではなく、自由人になると考えたら素晴らしい。逆風を抜けるために、悩む友の心の中に希望と愛の種をまきましょう。

私にとって、素晴らしい元気をもらえることのできる内容です。100歳の先生から、気持ちの<若さ>ももらえます。

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