岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

日本矯正歯科学会の「ある議論」

2018-11-22 11:33:04 | 矯正歯科に関すること
 今年の慶事に、本庶佑京大名誉教授がノーベル医学・生理学賞を受賞されたことを挙げられます。本庶佑氏が宇部高校出身と知り、親近感を覚えます。研究に対する姿勢は厳しいのでしょう、インタビューでの発言は過激な内容を含んでいました。。

「『ネイチャーやサイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割。』まず、論文に書いてあることを信じない。自分の目で確信ができるまでやる。それがサイエンスに対する基本的なやり方。つまり、自分の頭で考えて、納得できるまでやるということです。」

 日本矯正歯科学会のとあるセッションでこの文を引用して、ある米国の論文に関して議論していました。「『ネイチャーやサイエンスに出ているものの9割は嘘』なのだから、学会誌に掲載されている論文では、もっと疑ってかかろう。」という気持ちがあるのでしょうか、結論を導く方法を批判する方が質問していました。割と米国での主張を取り入れる傾向にある日本では、珍しいと光景でした。

「長いものには巻かれろ」という気持ちもありますが、心の中ではガリレオの「それでも地球は回っている」と主張を曲げない感じですかね。

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