ワールドカップの陰のＭＶＰ タコの＜パウル君＞

ワールドカップを切っ掛けにして、ドイツのオーバーハウゼン水族館のタコの＜パウル君＞は世界で一番有名なタコになりました。正確にはワールドカップのMVPではなく、Most Valuable Octopusで、MVOです。ワールドカップの試合結果を予想して、8試合の結果を全て的中させた偉業を成し遂げたからです。数学的には、2の8乗ですので、256分の1の確率で予想を的中させたのです。

＜パウル君＞の予想が当たる毎に有名になって、試合前にその予想結果が全世界に放送されて、私は当たるのが楽しみに思っていました。
博打の好きな人は世界中にいて、＜パウル君＞の予想通り賭けた人が多くいて、胴元である英国のある大手ブックメーカーは約6500万円も損失したと聞いて、びっくりです。このブックメーカーはさぞかし＜パウル君＞を恨んでいることでしょう。

日本で最近話題になっている事件と違って、こちらは比較的健全な＜？＞賭けの話です。

学会で、生まれて初めて鳥取県に行ったが・・・

7月10日に生まれて初めて鳥取県に足を踏み入れました。片道約5時間の長旅でした。
中・四国矯正歯科学会大会が米子市で開催される機会があって、皆生温泉の湯にもつかりました。

学会では矯正医と会い情報交換し、業者から新製品の紹介を受けたり、講演で新知識を得るチャンスです。
今回は、我が人生で初めて鳥取県に入ったので、早速タクシーの運転手から情報を収集です。＜自慢の名物は、冬に松葉かに、秋の20世紀梨、山の伯耆大山、温泉は皆生温泉に三朝温泉＞　しかし、夏なので松葉蟹は冷凍物、梨はなしで、曇っていて伯耆大山は雲の中、かろうじて皆生温泉につかりました。

次回は、松葉蟹と梨とが食べられる秋で、天気の良いを選んで伯耆大山を見て、三朝温泉に入ろうと、心に誓って帰路につきました。

羽生善治氏の語る＜生涯現役＞ためのヒント

羽生善治氏は、将棋界のカリスマであり、優れた著述家です。彼の本を読んで、分析力・発想力に感銘を受け、常々尊敬しております。羽生氏より棋士が＜生涯現役＞であるための考えを聞いて、目から鱗が落ちました。

＜作戦は日々進化しているので、過去の作戦や経験は通用しません。コンピューターを利用する時代では一回使った作戦は研究され、二度と成功しません。大前提に、60代までも理論的・分析的にしていなくては、60代になってから新しい作戦に対応できません。常に闘争心に満ち、積極的に頑張ることが必要です。過去の経験で生かせるのは、修羅場を乗り切った経験で、だからこそ岐路であっても平常心でいられます。経験とは、差し引く力であって、考えのステップをショートカットすることです。＞

含蓄のある発言の数々です。

愛煙家が悲しそうに見つめる掲示板

現在、私は嫌煙家です。すっかり健康になった肺を持ち、綺麗な空気しか吸いたくありません。
当医院は開業以来灰皿を置いていませんので、愛煙家の方はエレベーターの前で吸っています。

病院を出ても、路上が禁煙ゾーンに指定されました。7月1日から制度が始まったようです。駅前の繁華街のほぼ全てが禁煙ゾーンになり、喫煙者は＜指定喫煙所＞の掲示板を見ながら、悲しそうに喫煙しています。都会ではもっと厳しくて、監視員が違反者から罰金を徴収しています。喫煙者は肩身の狭い存在になってきています。

これからは空気が綺麗になって、捨てタバコが減れば、一石二鳥です。愛煙家の方、ご免なさい。

夏ばて防止だ、＜蒲焼き＞を食べたい

妻が生活苦で最近激やせと、朝から私に当たる。
息子は一学期の期末試験前で、機嫌が良くない。
母は、腰の調子が良くないらしい。
肥満気味の私にとって不得意な夏を迎え、暑さにバテ気味。

何だか、みんな元気ががない。そうだ、ウナギを食べて、元気になろうと＜蒲焼き＞を買いに出かけた。

日本産のウナギを見ると、これは子供かというくらい小さく、厚みも少なく、栄養失調気味。それなのに値段は中国産の1.5倍。当然のことながら、肥満気味の大人のウナギである中国産を手に取った。何だか共食いだなと思いながら、家路についた。