5年前 Yちゃんから
こぎん刺しの存在を教わり
こぎん刺しのキットを買ってきて
刺してみました
面白いのでそれから自己流で
続けていました
手芸好きあるあるなんですが
のめり込んで
また次の楽しいものを見つけたら
それに のめり込んで・・・
気がつけば 周りは手芸用材料の山
今は こぎん刺しもすれば
刺し子もする つまみ細工もやってる
みたいな浮気性
こぎん刺しといえば
弘前の 佐藤陽子先生
佐藤陽子先生のご自宅にお邪魔するために
予約を取って この日を楽しみにしていました
星野 界 津軽から車で30分くらい
佐藤陽子こぎん展示館
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今回の相棒 マツダ デミオもお披露目
普通の民家
雪国独特の 二重の玄関を入ると
玄関マットがこぎん刺し
壁にも棚にもオシャレな壁掛けや
置物が こぎん刺しで作られていて
階段にも飾られています
それはそれはオリジナリティある
ステキな作品のオンパレードで
見とれながら2階へ上がると
200年前のこぎん刺しの着物が
ガラスケースに展示されてあります
こぎん刺しの歴史
同じ青森でも刺し方が違うので
地域別の違い
2度刺し3度刺しをして
さらに染めて捨てることなく着続けた
昔の人の知恵
いろんな事を教わり
200年前の着物に袖を通させてもらいました
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「奥さんのは石川さゆりさんが着たのよ」
「こっちはご主人が着てみて
草刈正雄さんが着た着物だよ」
先生は何度となく
テレビ出演されている感じ
麻の着物は
こぎん刺しによって肌にあたる部分が
綿になるため柔らかい着物になっています
もうしっかり見せてもらったし
勉強させてもらったし長居しすぎてるし
そろそろ帰らないと と思っていたら
こちらへどうぞと
アトリエに招いてもらいました
これぞアトリエ!
先生の作品が所狭しと並び
材料が並び・・・
私なんか
こぎん刺しをしてるなんて言えないわ(^◇^;)
「来てくださった方には
材料をお分けしてるのよ」
手芸用品店に行っても
こぎん刺しの材料売り場は小さく
欲しいものがなかなか手に入らない
糸と布と
先日 先生が出された 図案集を一冊いただこうと
思っていたら
「本当にそれだけでいいの?
もうすぐ誕生日やから 俺が買ってあげるわ」と
れみパパが糸やら布やらポンポンと
選びだして 一万円お買い上げ〜に
なっちゃったわ(^◇^;)
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一筆箋は先生からのプレゼント(^^)
リンゴジュース
ヨーグルト チョコレートと
普通のカフェみたいに
お盆にオシャレに並べられて
「どうぞ」って
座って いろんなお話をさせていただきました
1つプレゼントとお手製のドングリをいただきました
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私が刺した こぎん刺しのがま口の金具に付けました
渾身の作なので 私のこぎん刺し愛を見てもらうために
このがま口にスマホと財布を入れてさげていました
でも 先生の作品を見たら
なんて恥ずかしい物を付けていったのかと(^◇^;)
楽しい時間はあっという間
2時間以上お邪魔してました
「私は仕事をしていましたから
合間合間に こぎん刺しを刺していました
合間合間に少しずつ刺していても
いづれ作品は出来上がるの
根を詰めなくてもいいのよ
暇はあるものじゃないの
暇は作るものなのよ」
私は「そんな暇ないわ」
つい言い訳のようにそんな言葉を使うけど
仕事を辞めて 暇ばっかりになると
かえって何もやらないと
おっしゃっていました
暇は作るもの
少しずつでも隙間時間で
刺してみようと決意新たに
先生のお宅を後にしました