れもん&みるく

徒然日記

最期はどうしたいか

2024年02月15日 13時39分00秒 | ひとりごと
NHKのドラマ
「お別れホスピタル」

療養病棟のお話

考えさせられる事が
いっぱいあります

療養病床は医療費の
無駄遣いみたいな感じで廃止され
介護保険との兼ね合いを検討して
新しい療養制度が
スタートされました

ちょうど
その制度変換の
狭間にいたのが
私の父でした

ステージⅣの癌を
治療しても治療しても
良くなることはなく

体力は落ちていくばかり

介護する母は認知症

治療は諦めました
それはイコール
その病院では
診てもらえないということでした

「積極的治療をしないなら
病院を探してください」
と主治医から言われました

療養のために入る病院は無く

まだその頃
大阪では3つしかなかった
ホスピスから選ばないと
いけませんでした

行くところのない父は
ホスピスの申し込みをしました

ホスピスの面談で
「早く入りたいです」と訴えたら

「早く入るってどういう事か
わかっていますか?
今いる患者さんが死ぬって
ことですよ!」

と言われました

そうだよね
ガンの末期病棟
他人が死んで父が入る
父が死んで他人が入る

延命は望まない
でも自宅での療養は
ハードルが高すぎる

そんな患者の
受け皿がない時期の話


ドラマでは
泉ピン子さんが
ご主人の延命治療に踏み切り
ご主人の願っていた事なのかと
悩んでるシーンもありました

なので
自分が死ぬ為の準備として
ラストの迎え方を
自分で決めておかないと

残された家族が
延命しても後悔 
延命しなくても後悔という
結果になりますね



義父の認知症がかなり悪化してる

その義父の様子に
ついていけない義母が
ほぼパニック状態で
認知機能が低下していってる

もう2人での生活は無理そうだ

といっても
国民年金受給者では
まともに介護サービスも使えない

結局世の中「お金」


親の介護をしていない
義父母夫婦は
自分が老いていくイメージが
薄かったのかもしれない

というか
老いていく親を見ていないから
見本になる人が いなかったんだと
思います

なので今
私たち夫婦は
認知症の私の母と一緒に住んで

二人で暮らしてる
義父母をサポートして

自分達の老後を
どうするべきかを学ばせて
もらってます

ポジティブ!


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