泉区生活支援ネットワーク

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フルート奏者が施設で慈善演奏 ダウン症の妹と共演も

2011年05月19日 | お祭り・イベント情報
(「河北新報」平成23年5月19日(木)付け記事より引用掲載)
 新日本フィルハーモニー交響楽団のフルート奏者で仙台市出身の荒川洋さん(38)=東京都=が18日、仙台市泉区の授産施設「すていじ仙台」で東日本大震災の復興支援チャリティーコンサートを開いた。ダウン症で同施設に通う妹の知子さん(27)=泉区=もソプラニーノ・リコーダーの奏者として共演。集まった約90人から大きな拍手が送られた。

 荒川さんは、新日本フィルのフルートの首席奏者を務める。チャリティーコンサートには、友人のスウェーデン人ギタリスト、マーティン・フォーゲルさん(36)とともに出演。「浜辺の歌」や北アイルランド民謡「バラード」など12曲を奏でた。

 終盤には、全国でリコーダーの演奏活動をしている知子さんも参加。3人で荒川さんが作曲した「しあわせのたね」を披露すると、聴衆らはうっとりと聞き入った。

 近くの英語教室主宰岡本富紀子さん(57)は「それぞれの楽器の美しい音色のハーモニーに感激した」と話した。

 コンサートは入場無料で、会場には募金箱が置かれ、訪れた人たちが次々と善意を寄せた。知子さんが赤い羽根親善大使を務める宮城県共同募金会に、被災地への義援金として寄付される。

 荒川さんは「震災後初めて妹や両親に会え、元気な顔を見られてよかった。きょう集まったお金が、1日でも早く被災者のために役立てられてほしい」と語った。


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