(「河北新報」平成24年3月29日(木)付け記事より引用)
4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせ、県自閉症協会は1日、映画監督の赤崎正和さん(24)が自閉症の妹を撮影したドキュメンタリー映画 「ちづる」の上映会を仙台市青葉区の市福祉プラザで開く。県内での上映は初めて。赤崎監督の講演も行われる。
映画は、自閉症で重度の知的障害がある妹千鶴さんを中心に、家族の葛藤や絆が描かれている。
撮影一剛、監督は千鶴さんの障害を誰にも話せなかったという。撮影が進むにつれて千鶴さんと正面から向き合えるようになり、監督のまなざしの変化が映像ににじみ出ていると話題になっだ。
講演は「兄妹として・監督として」と題し、赤崎監督が自閉症の妹の兄として抱いていた複雑な心情や、映画を製作したいきさつを語る。
自閉症は先天的な脳機能の障害のために、他者とうまくコミュニケーションが取れなかったり、特定のものや場所に強い執着があったりするなどの特徴がある。
県自閉症協会の目黒久美子会長は「親は障害のある子どもにかかりきりになりがちだ。兄弟姉妹に障害者がいる人が悩みを抱えている実態
や、そのことで親も悩んでいることを知ってほしい」と話している。
上映は午前10時と午後1時半。講演は午前11時40分開始。入場料一般500円、会員無料。事前の申し込みが必要。連絡先は県自閉症協
会080(3328)3802。
4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせ、県自閉症協会は1日、映画監督の赤崎正和さん(24)が自閉症の妹を撮影したドキュメンタリー映画 「ちづる」の上映会を仙台市青葉区の市福祉プラザで開く。県内での上映は初めて。赤崎監督の講演も行われる。
映画は、自閉症で重度の知的障害がある妹千鶴さんを中心に、家族の葛藤や絆が描かれている。
撮影一剛、監督は千鶴さんの障害を誰にも話せなかったという。撮影が進むにつれて千鶴さんと正面から向き合えるようになり、監督のまなざしの変化が映像ににじみ出ていると話題になっだ。
講演は「兄妹として・監督として」と題し、赤崎監督が自閉症の妹の兄として抱いていた複雑な心情や、映画を製作したいきさつを語る。
自閉症は先天的な脳機能の障害のために、他者とうまくコミュニケーションが取れなかったり、特定のものや場所に強い執着があったりするなどの特徴がある。
県自閉症協会の目黒久美子会長は「親は障害のある子どもにかかりきりになりがちだ。兄弟姉妹に障害者がいる人が悩みを抱えている実態
や、そのことで親も悩んでいることを知ってほしい」と話している。
上映は午前10時と午後1時半。講演は午前11時40分開始。入場料一般500円、会員無料。事前の申し込みが必要。連絡先は県自閉症協
会080(3328)3802。