(「河北新報」令和元年8月31日付記事より引用)
東京パラリンピックに向けた強化を目的とした車いすバスケットボール男子の4カ国対抗戦、ワールドチャレンジ・カップ第2日は30日、来年の本番会場となる東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、日本はオーストラリアに60-77で敗れ、通算1勝1敗となった。
日本は攻撃の精度が低かった。フィールドゴール成功率39.1%では勝利は遠い。得点源のセンター藤本(宮城MAX)は11得点。後半の要所でチームを救えなかった。
41-44の第3クオーター残り約4分40秒でコートに入った。マークが付いたまま放ったシュートがことごとくリングに嫌われる。最終クオーターは54-64の残り約5分30秒で登場するも、やはり遠めのシュートを落とす。連係は乱れ、ターンオーバーも重なる。いずれの場面も、チームは4分以上も無得点で攻撃の流れを失った。
後半はシュートを6本放ち成功は1本のみ。「勝つためのフィジカルやメンタルの準備が足りなかった」と反省する。
この日はアウトサイドの選手4人とユニットを組んだ。「僕がもっと中に強く入って、外と中のバランスを取れればよかった」。相手の当たりも強く、少しずつチームの動き出しのタイミングがずれ、守備を振り切るスペースをつくれなかった。
昨年の世界選手権3位のオーストラリアにじわじわ引き離され、気付けば大差で敗れた。東京パラリンピックでメダルを狙うには、勝たなければいけないレベルの相手。藤本は「体のサイズの差で負けたわけではない。修正点は明確で、改善できる」と、前向きに捉えていた。
東京パラリンピックに向けた強化を目的とした車いすバスケットボール男子の4カ国対抗戦、ワールドチャレンジ・カップ第2日は30日、来年の本番会場となる東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、日本はオーストラリアに60-77で敗れ、通算1勝1敗となった。
日本は攻撃の精度が低かった。フィールドゴール成功率39.1%では勝利は遠い。得点源のセンター藤本(宮城MAX)は11得点。後半の要所でチームを救えなかった。
41-44の第3クオーター残り約4分40秒でコートに入った。マークが付いたまま放ったシュートがことごとくリングに嫌われる。最終クオーターは54-64の残り約5分30秒で登場するも、やはり遠めのシュートを落とす。連係は乱れ、ターンオーバーも重なる。いずれの場面も、チームは4分以上も無得点で攻撃の流れを失った。
後半はシュートを6本放ち成功は1本のみ。「勝つためのフィジカルやメンタルの準備が足りなかった」と反省する。
この日はアウトサイドの選手4人とユニットを組んだ。「僕がもっと中に強く入って、外と中のバランスを取れればよかった」。相手の当たりも強く、少しずつチームの動き出しのタイミングがずれ、守備を振り切るスペースをつくれなかった。
昨年の世界選手権3位のオーストラリアにじわじわ引き離され、気付けば大差で敗れた。東京パラリンピックでメダルを狙うには、勝たなければいけないレベルの相手。藤本は「体のサイズの差で負けたわけではない。修正点は明確で、改善できる」と、前向きに捉えていた。