(「河北新報」令和2年1月12日(日)付け記事より引用)
知的障害がある人たちの「成人を祝う会」が11日、仙台市宮城野区の仙台サンプラザホテルであった。市内の新成人13人が参加し、家族や関係者から祝福を受け大人としての決意を新たにした。
社会福祉法人仙台市手をつなぐ育成会の主催。新成人を代表して、宮城野区の就労支援施設で働く佐藤琉聖さん(20)=青葉区=がお菓子の製造や注文などの仕事を頑張り、後輩に優しく教えられるようになりたい」と述べた。
育成会の千葉厚子理事長は「家族や周囲への感謝を忘れず、笑顔で人生を歩んでほしい」と激励した。記念品としてネクタイピンやネックレスが贈られた。
祝う会は55回目。歌手のさとう宗幸さんも駆け付け「青葉城恋唄」など3曲を披露し、新成人に色紙を手渡して祝福した。