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スポーツで国際交流 知的障害者競技会議に仙台から出席~河北新報~

2010年05月26日 | 余暇・芸術・スポーツ情報
(河北新報平成22年5月26日(水)付け記事より引用)
 6月6日からモロッコで開催される知的障害者のスポーツ競技会スペシャルオリンピックス(SO)の国際会議「グローバルアスリートコングレス」に、ただ一人の日本代表として仙台市青葉区の中村美穂さん(32)が出席する。5年ごとに開かれる重要な会議で、中村さんは「自分に合ったスポーツと出合う機会を増やせるよう、みんなと考えたい」と意気込んでいる。

 会議は選手がリーダーとして発言、活動するプログラムの一環。世界から66人を招集、4日間の日程で今後5年間の運動方針などについて議論する。
 知的発達障害がある中村さんは、いずみ養護学校(仙台市宮城野区)の専攻科を修了後、SOの活動に参加。バレーボールやフィギュアスケート、卓球の選手として大会に出場した。
 一方で、2006年の国内大会で広報担当のメッセンジャーになったほか、現在、SO日本・宮城(仙台市)のアスリート副委員長として選手同士の交流会をサポートしていることなどが評価され、代表に選ばれた。
 普段はユニクロ南吉成店(仙台市青葉区)で働き、清掃や商品陳列の仕事をこなしている。肥沼優店長(28)は「コミュニケーションを積極的に取ろうとする気さくな人柄。その良さを発揮し、会議でも頑張ってほしい」とエールを送る。
 母親の恒子さん(61)も「めったにない機会。いい経験を積んでもらいたい」と見守る。
 3月に参加要請を受けた時は「びっくりした」と言う中村さん。これまでの経験から「新しく参加する人が、自分に合ったスポーツを見つけるための見学や体験がとても大切」と感じており、そうした意見を会議でも発言していく考えだ。
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