(「河北新報」令和4年10月10日付け記事より引用)
津波で全壊障害者施設を再建
名取市で障害者施設を運営する社会褌祉法人みのり会が、法人設立20周年を迎えた。東日本大震災で施設が全壊し、内陸部に再建築も障害者と家族のよりどころになってきた。今月の利用者作品展を皮切りに「笑顔をありがとう」と感謝の思いを込め、支援者にメッセージを送る。
14、15日に増田公民館で鬨く作品展は、利用者が市民ボランティアと作った個性あふれるさをリ織リのポーチやバッグ、絵、折り鶇など約30点を展示。毛糸などで考案した法人キャラクター「みのりむし」も来場者者を出迎える。午前10時~午後3時、入場無料。
11,12月は、施設車両を感謝の言葉で装飾するほか、これまで支援を受けたボランティアや住民に感謝のチラシを配布する。来春には記念誌もまとめる。
みのり会は、障害児・者の保護者が中心となって1984年に設けた小規模作業所が始まり。2001年に法人化し、02年12月から広浦地区で運営した通所施設が津波で全壊。利用者ら66人は避難し、仮設を経て13年4月に上余田地区に再建した。
「親を亡くした子を寝泊りさせながらの日々。困難はあったが、それ以上に助けや職員の頑張りがあって地域に子どもたちの居場所を守ることができた」と前理事長の鈴木治子さん(78)は 目を細める。
現在は重度知的陣害者を支援する。「るぱーと」やクッキー作りなど就労を支える「みのり園」に計75人が通う。グループホームや訪問介護など市内4拠点に職員約50人が従事し、地域ニーズの多様化に応じて事業の幅を広げている。
理事長の今野幸信さん(63)は「老障介護と言われるように障害者も家族も高齢化が進む。いつまでも生き生きと過ごせるよう、感謝を薪たな一歩の力にして、地域と一緒に支援サービスを届けたい」と決意を新たにしている。
津波で全壊障害者施設を再建
名取市で障害者施設を運営する社会褌祉法人みのり会が、法人設立20周年を迎えた。東日本大震災で施設が全壊し、内陸部に再建築も障害者と家族のよりどころになってきた。今月の利用者作品展を皮切りに「笑顔をありがとう」と感謝の思いを込め、支援者にメッセージを送る。
14、15日に増田公民館で鬨く作品展は、利用者が市民ボランティアと作った個性あふれるさをリ織リのポーチやバッグ、絵、折り鶇など約30点を展示。毛糸などで考案した法人キャラクター「みのりむし」も来場者者を出迎える。午前10時~午後3時、入場無料。
11,12月は、施設車両を感謝の言葉で装飾するほか、これまで支援を受けたボランティアや住民に感謝のチラシを配布する。来春には記念誌もまとめる。
みのり会は、障害児・者の保護者が中心となって1984年に設けた小規模作業所が始まり。2001年に法人化し、02年12月から広浦地区で運営した通所施設が津波で全壊。利用者ら66人は避難し、仮設を経て13年4月に上余田地区に再建した。
「親を亡くした子を寝泊りさせながらの日々。困難はあったが、それ以上に助けや職員の頑張りがあって地域に子どもたちの居場所を守ることができた」と前理事長の鈴木治子さん(78)は 目を細める。
現在は重度知的陣害者を支援する。「るぱーと」やクッキー作りなど就労を支える「みのり園」に計75人が通う。グループホームや訪問介護など市内4拠点に職員約50人が従事し、地域ニーズの多様化に応じて事業の幅を広げている。
理事長の今野幸信さん(63)は「老障介護と言われるように障害者も家族も高齢化が進む。いつまでも生き生きと過ごせるよう、感謝を薪たな一歩の力にして、地域と一緒に支援サービスを届けたい」と決意を新たにしている。