泉区生活支援ネットワーク

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「一緒のユニホームで試合したい」富谷の障害者フットサルチームがCFで支援呼び掛け(「河北新報)

2019年05月06日 | 余暇・芸術・スポーツ情報
「河北新報」令和元年5月5日付記事より引用)
 宮城県富谷市を拠点に活動する障害者のフットサルチームが、インターネットのクラウドファンディング(CF)でユニホームなどの購入資金を募っている。手弁当の運営に財政的な余裕はなく、幅広い支援を呼び掛けている。

 「おそろいのユニホームを着て試合に出たい」。CFのサイトに載せた集合写真で、メンバーが笑顔でアピールする。チーム名は「ロス・エンカンタドーレス」。スペイン語で「すてきな人たち」を意味する。「アヴァンサ」の名称で昨年4月に活動をスタートさせ、秋に名称を変更した。

 メンバーは小学生から40代の約40人。月1回、富谷市内で練習会を継続して開く。4月21日はFリーグ・ヴォスクオーレ仙台の千葉泰伸さんが指導した。

 会場や用具はヴォスクオーレの支援を受けている。現状について、保護者代表の富谷市の山下咲子さん(75)は「障害のある子の家は親がかりで、多くは裕福でない」と説明。息の長い活動を願い「ユニホームで一体感を得たい」と話す。

 CFを機に、ユニホーム一式、ボールなど用具の購入を予定する。目標は60万円で、期限は今月30日。4日現在で13万円余りが集まったが、達成にはより多くの協力を必要としている。

 障害者がスポーツを楽しむ場は少ない。山下さんの息子で知的障害がある会社員の英騎さん(45)は「体を動かせる場は貴重。そろいのユニホームで他のチームと交流できたらうれしい」と期待を寄せる。

 チーム運営に携わる介護・福祉施設経営の「東北福祉ビジネス」(仙台市太白区)の佐藤吉永さん(51)は「CF挑戦を通じ、障害者が生き生きと活躍できる居場所をつくりたい」と言う。ユニホームをそろえ、今秋にも交流試合を開催して披露したい考えだ。

 復興庁のCF支援事業の対象。募金のホームページはロス・エンカンタドーレスのフェイスブックページからアクセスできる。連絡先は022(739)7791。
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