和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

がっかりだ。

2012-04-30 14:42:46 | いつもの日記。
がっかりだ。
自分にがっかりだ。

いや、さっき書いた小説(カタストロフィ)が面白くなくてさ。
イマイチじゃね?
なーんか納得行きません。

そしてその後勢いでもう一作書いたんだけど、これもまた面白くない。
こっちは、アップを見送ります。
書いた作品を掲載しないとか、いつぶりだよ。

うーん、やっぱ本調子には程遠いなぁ。
本調子の時は10作書けば10作面白いもんなぁ。
勿論、ここで言ってる面白いつまらないは全部主観だけどね。

あぁ、がっかりだ。
自分の才能が枯渇したんじゃないかと疑いたくなるぜ。
そもそもはあると思ってたんかい。

ま、寝れば戻るかな!
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【SS】カタストロフィ

2012-04-30 14:06:40 | 小説。
世界は闇でできている。
光はその上澄みにすぎないのだ。
どちらが主で、どちらが従かといえば。
闇が主であり、光が従だと言わざるをえない。

在るべきものが、在るようにして、在る。

それが自然。
当たり前の話なのだ。

さて、それでは今僕の目の前に広がる世界の話をしよう。

ビルは倒壊し。
アスファルトはひび割れ。
辺りは人で埋め尽くされている。
そして、その誰もが、息をしていない。
雨など降っていないのに排水溝がゴボゴボと音を立てている。
流れているのは、水ではなく紅い紅い血。
鉄臭い、と僕は思った。

僕はそんな世界にひとり、立っている。

僕の知るセカイとは、まるで異なる世界だ。

ここは、死体の山と血液の川でできている。
異常だ。
異常な世界だ。
何ひとつ常識の通じない世界だ。
僕のイメージが及ばない世界だ。

何が起こったのか分からない。
どうしてここに立っているのか?
ここで何をしているのか?
何ひとつ分からない。
ただ、この世界が異常なことくらいは、僕にだって分かるのだ。

世界は闇でできている。
ならば、僕の常識は、光だというのか。
闇の中の小さな光。
主の中の従。

おかしいのは、世界ではなく、僕の方なのか?

狂った世界のイレギュラー。
僕は異分子として、この世界に立ち尽くす。
完全なる崩壊まで、あとわずか。
コメント (2)
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氷菓の評価その2。

2012-04-30 11:38:08 | いつもの日記。
身の回りで、氷菓の評価が低い。
あっれぇ? 氷菓超面白くね?
・・・まぁ、人を選ぶというか楽しみ方に癖があるのは確かかもね。
そんなわけで、氷菓の楽しみ方について。

まず、氷菓はミステリテイストでありながら死人が出ません。
どころか、怪我人も出ません。そもそも犯罪行為は基本的にありません。
小ネタ的に、例外的にちょろっと出てくることもあるけど無視できるレベル。
なので、楽しむポイントその1。
身の回りのちょっとした疑問を、謎に仕立ててしまおう。
これは登場人物・千反田えるに注目すると分かりやすい感じ。
「私、気になります!」

次に、ポイントその2。
主人公に感情移入してみよう。
主人公・折木奉太郎は徹底した省エネ精神の持ち主。
早い話めんどくさがり。
そんな彼が、何故か周囲に振り回され推理をするハメになっていきます。
その過程と、彼の信念に関する葛藤が面白い。

ポイントその3。
「氷菓」とは一体何なのか。
これは全体を通して裏でひっそり語られていく、最大のテーマです。
アニメ2話では未登場ですが、言葉自体は割とすんなり出てきます。
そして、これを巡って最大の「身の回りのちょっとした疑問」が語られます。
伏線は既に仕込まれ始めています。
毎回の背景に、言葉の端々に出てくるものが、いずれ繋がっていきます。
ひと通り見終わったら、もう一度見直すのも楽しみのひとつかと。

僕が思う氷菓の楽しみ方は、こんな感じ。
アニメになったので、音や画面も楽しめるけどね。まぁ、そこは当然として。
・・・それでも楽しめない人は楽しめないのかなぁ。
うん、まぁ、そりゃそうだろうけどね・・・。
人それぞれ、と言ってしまえばそれまでだからね。
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