ジャムおじさん?の記録ブログ

趣味で買っては食べている、ジャムを記録してゆくブログ

ナガノパープルジャム/沢屋

2020年07月21日 07時45分26秒 | 果物のジャム/コンフィチュール
●購入先:沢屋MIDORI長野店
●製造元:沢屋
●値段:680円
●主な原材料:ぶどう(ナガノパープル)、グラニュー糖


軽井沢「沢屋」シリーズ?の最終回。
長野県特産の種なしブドウを原材料にしたジャムです。
皮が薄く、皮ごと食べられるそうで、丸ごと、煮込まれています。



サラッとしたジャムですね…
ブドウって、ペクチンを豊富に含むリンゴや柑橘類などと違い、ペクチンがそれほど多くは含まれません。桑の実ジャムもそうでしたけど、どうしても、無添加にこだわると、こういう感じになります。
だから、パンにつけるて食べるより、ヨーグルト向けかもしれませんね。

あ、勘違いされている向きが多いようですが、ゲル化剤として使われるペクチンって、もともと多くの果物が含んでいる「植物繊維」ですからっ!(笑)
オクラにも多量に含まれていて、あのネバネバになるのです。
しかも、オクラのペクチンは「血糖値を抑える」とうたわれている始末。
同じ物質なのに、この扱いの差は何なのさ(苦笑)

純粋ペクチンの原材料は、ジュースを絞った後のリンゴなど。
もしペクチンが何か悪影響を及ぼす物質なら、リンゴジャムや柑橘類のマーマレードなんて、一切、食べられませんよ。
ペクチンが多い果物だから、ペクチンをわざわざ加えなくても、どろっとした感じになって、食べやすくなるのです。

今は、ペクチン代わりに、レモン果汁やレモンの果皮を加えたジャムも目立ちます。
これもそうかな?
レモンの風味が加わっても問題ないのなら、それも一つのやり方ですが、目的は純粋ペクチンと同じです。

無添加無添加と騒ぐのが、バカバカしくなりません?



さて、このジャム。
味はまろやかな甘みの中に、ブドウらしい酸っぱさも、もちろん感じられます。
一緒に入っているブドウの果皮は、アクセントですかね。

シャリッとした食感は、あまり感じられませんでした。
寒い季節じゃないからかな? 冷蔵庫に入れていたのですけど、特に変わらず。



もちろん、いいジャムですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする