自然を相手に写真を始めたのは20代に入ったころでした
当時は元気が有り余っており、脚も父母からもらった健脚で
カメラをセミ版含めて数台ザックに放り込んで
近場は秩父、丹沢、多摩・・・
会津、日光羽、八ヶ岳、南北アルプス等々を走るように歩くことができた
しかし、あれから50年(綾小路きみまろ風に)
先の筑波山、御幸ヶ原から男体山に登っただけで息が切れた。
無理はするなということでしょう。
昔取った杵柄で、高齢者が秩父あたりで遭難するのもうなづける。
気持ちは変わらないからだ・・・鏡をじっくり見ると良いと思う
さて、そんなわけで相変わらず身近な散歩道を歩きます。
幸い、平地を歩くときは左足を気にせずに10Kmはまだまだ歩けます。
散歩道のはじめに出迎えてくれる「モズ子」さん
近くの「モズ雄」君、野鳥はオスのほうがビビりが多い
もう少し近くにおいで、取って食いやしないから
「ジョウビタキ♂」
この子は愛想がよくて?ずいぶん近くに寄ってきます
こちらは別の「ジョビ雄」君
最近、ジョウビタキが多くなってきました?
ジョウビタキは庭木があれば住宅街にも入ってきて
「カッ!カッ!カッ!」と寄ってきます
こちらは同じ場所で「ジョウビタキ♀」
「ツグミ」こちらはシーズン当初は珍鳥だったのが
今や、うるさいぐらいに声が聞こえるようになりました
葦原で、赤い実を盛んについばんでいます。
この実はヒヨドリも好みますが、ガマズミ?なんでしょうか?
「ムクドリ」こちらも群れてにぎやかです
先にも書いた通り「ヒヨドリ」もかなり目立つ
「ヒヨドリ」はねえ
カラスやオナガ同様小鳥を蹴散らすので
ほどほどに・・・
群れると言えば、最近大きな群れになってきた「カワラヒワ」
ワーッと飛び上がってはまたもとの木に戻ってゆきます。
以前に数百の群れが一斉に飛び上がる様を見ましたが壮観でした。
最近、カワラヒワ、アトリなどの大きな群れを見ることが無くなったような気がします。
さらに歩いてゆくと「ベニマシコ」の群れに遭遇
こちらもシーズン当初は珍鳥であったが、ようやく普通に見られるようになりました
色鮮やかなのは「ベニマシコ♂」
ちょっと地味な「ベニマシコ♀」
盛んにカナムグラの実を食べていました。
さらには「カシラダカ」
こちらもようやく群れてワサワサと葦原を動く姿が見られます。
毎度の「ホオジロ」も
体色が鮮やかになってきたような気がします
締めは「カワセミ♀」
「カワセミ」は本当に美しい
東京にいたころにはすずめやカラス、カワラバトくらいしか知らず、
散歩をしながらこんなにも鮮やかで、多様な野鳥をみられることが幸せです。
最近の東京下町は緑化が進んでずいぶん様子は変わっています
ただ、以前にも書いた通り、デジカメの普及とともに誰でも気軽に野鳥撮影ができるようになって
人が多くなると様々な人が集うようになって競争みたいなことになってきています。
この趣味は撮り鉄と違って高齢な方のほうが多いのですが
野鳥観察というよりは話し相手を求めて入ってくる方がいたり
勝手に私有地に入り込んだり
撮影のために胴長まで準備して勝手にそこいらの枝を切り捨てたり・・・
鳥の巣穴を棒でかき回したり・・・
到底野鳥が好きで写真を撮っているとは思えない行動をする方もいます
以前から周辺で静かに野鳥観察をされている方が同類に扱われて迷惑しているという話も聞きます。
私は意思が弱いので、仲間は作ってもつるむことはしないようにしています。