右 伊勢
三輪のやまいかに
まち
みん
としふとも
たづ
ぬる
人もあらじと
おもへば
古今
仲平の朝臣あひしりて侍りけるを、離がたになりにければ、父が大和の守に侍りけるもとへまかるとて、よみてつかはしける
みわの山いかに待ち見む年ふともたづぬる人もあらじと思へば
みわのやまいかにまちみむとしふともたずぬるひともあらじとおもへば
園殿基福公
園基福
元和八年(1622年)―元禄十二年(1699年)十一月
園基音の子。霊元天皇の外伯父。主に明正天皇(109代)から東山天皇(113代)までの五帝にわたり仕えた廷臣。園家14代当主。和歌、書道で知られる。
貞享三年(1686)従一位准大臣
平成30年10月31日 參點九/拾二
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