新古今和歌集の部屋

光る君へ 冒頭源氏物語執筆場面 浮舟

 

(43)輝きののちに - 大河ドラマ「光る君へ」

(43)輝きののちに - 大河ドラマ「光る君へ」

三条天皇(木村達成)の暮らす内裏で度々火事が起こり、道長(柄本佑)は三条の政に対する天の怒りが原因だとして、譲位を迫る。しかし三条は頑として聞き入れず対立が深ま...

大河ドラマ「光る君へ」 - NHK

 

 

いかなることにこゝろをくものともしらぬ

をといらへたまふ内裏になどあししざまに

きこしめさする人やはべらむ世の人の

ものいひぞいとあぢきなくけしからず

はべるやされどそれはさばかりの數に

だにはべるまじなどきこえたまふ

 

 

(02:22)
(ナレーション)
まひろは、再び筆を執り、光る君亡き後の物語を書き続けていた。
(藤式部ナレーション)
御門にすら、殊更悪し樣に、お耳に入れる人がおりましょう。世の人の噂など、真にくだらなく、けしからぬ物でございます。

 

源氏物語 浮舟(36 薫、女宮に語る)体系本
(女二宮)「いかなることに心置く物とも知らぬを」と答(いら)へ給ふ。
(薫)「内裏(うち)になど、悪し樣に聞こし召さする人や侍らむ。世の人の物言ひぞ、いとあぢきなくけしからず侍るや。されど、それは、さばかりの数にだに侍るまじ」など聞こえ給ふ。
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