新古今和歌集の部屋

光る君へ 冒頭源氏物語執筆場面 柏木

 

(40)君を置きて - 大河ドラマ「光る君へ」

(40)君を置きて - 大河ドラマ「光る君へ」

まひろ(吉高由里子)の書く物語が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇(塩野瑛久)が体調を崩し、不穏な空気が漂い始める。中宮・彰子(見上愛)の前では、気丈に振る...

大河ドラマ「光る君へ」 - NHK

 

 

神佛をもかこたむかたなきはこれみな
さるべきにこそはあらめだれも千年の
松ならぬ世はつひにとまるべきにも
あらぬをかく人にもすこしうちしの
ばれぬべきほどにてなげのあはれをも
かけたまふ人あらむをこそは一つ
おもひにもえぬるしるしにはせめ
 
※手で見えない部分は、想像で。
 

源氏物語 柏木
なほ、世に立ちまふべくも覚えぬ物思ひの、一方ならず身に添ひにたるは、我より他に誰かは辛き、心づからもて損なひつるにこそあンめれと思ふに、恨むべき人も無し。
神、仏をもかこたむ方なきは、これ皆さるべきにこそはあらめ。誰も千年の松ならぬ世は、終に止まるべきにもあらぬを、かく、人にも、少し打偲ばれぬべき程にて、なげの哀れをもかけ給ふ人あらむをこそは、一つ思ひに燃えぬるしるしにはせめ。
 
 
2:39
藤式部ナレーション
誰も、千年の松にはなれぬ世では、やがて命が尽きるものなのだから、こうして、あの人に、少しは偲んでもらえそうな内に死んで、かりそめの情けを掛けてくれた人があったという事を、一途な想いに燃え尽きた証としよう。
藤式部 罪を犯した者は、、、。
 
 
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