弦楽のためのアダージョ / Adagio for Strings Op.11 / Samuel Barber
満開の桜の中を
雨。。。
なんて静かな朝なのだろうか
サミュエル・バーバーの「管弦楽のためのアダージョ」(弦楽四重奏曲 ロ短調 作品11 第2楽章)をある方がブログで紹介していた。これほど人を憂鬱にさせる曲も無いなあと思っていたら、ケネディ大統領の葬儀で流していて有名となり、バーバー自身は生前「葬式のために作った曲ではない」と不満を述べていたそうだが、これほどの憂鬱な曲を作っておいてとは思う。昭和天皇崩御の時もNHK交響楽団が演奏したとか。
私にとっては、映画プラトーンで使用されたイメージがあるが、今回の短歌では、そのイメージは使っていない。ベトナム戦争は、ケネディ大統領が始めたが、彼が暗殺された後も続いた。そういう意味で映画に使ったのかも。
自分の死ぬ時を考えたとき、そんな朝だと良いなあとふと思ったが、実際は病室で意識不明の中、人工呼吸器や心拍数の音だけが鳴り響いているのだろう?