新古今和歌集の部屋

歌論 俊頼髄脳 最澄

傳教大師御歌、
阿耨多羅三藐三菩提の佛たちわが立つ杣に冥加あらせ給へ
これは、比叡の山を、末まで事なくあるべきよしを、詠ませ給へるなり。この人々こそ、歌などは、さるものもやあるとも知らでおはすべけれど、われが國の風俗なれば、みな詠み給へり。


※新古今和歌集巻第二十釈教歌
比叡山中堂建立の時歌
傳教大師
阿耨多羅三藐三菩提の佛たちわがたつ杣に冥加あらせたまへ

最澄(767~822)日本天台宗開祖。比叡大師、比叡山延暦寺山家大師、根本大師ともよばれる。傳教大師は勅諡。
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