新古今和歌集の部屋

清原元輔 公任三十六人撰 画家不明歌仙絵色紙コレクション



 右   清原元輔
音なしの川とぞ
   つゐに
 ながれ出る
   いはで
    ものおもふ
 
   人のなみだは



拾遺集
しのびてけさうし侍りける女のもとにつかはしける
                清原元輔
おとなしの川とぞつひに流れけるいはで物思ふ人の渡は
公任三十六人撰
おとなしの滝とぞつひになりにけるいはでものおもふ人のなみたは
「ながれいづる」とするものは無い。



 
    十三
 
打曇  上藍下紫
 
 
 
令和2年3月13日 七/拾枚
 

コメント一覧

自閑
字余りの読み方で
コメントありがとう御座います。
声に出してみるとその情景までなんとなく分かるようになります。
高校時代に習った古文とかは、やれ已然連用終止とかの文法だとか「ぞなむやかこそ」の係結びとか、試験に出るだけのものでつまらなかったと思います。
恋歌とはラブレターでその人物のセンスを競います。真剣ですよね。
又ご来室いただければ幸いです。そしてコメントもとても嬉しいです。
myheaven0909
連続でコメントして、ごめんなさい!

確かに、口を動かして和歌を読むと胸の中で、動くものがありますねぇ〜!

( ふっしぎぃ〜〜 )

実は 。。 新古今和歌集の本は、以前、持っていたことがあるのです。(^^)
平安時代の貴族に惹かれて、形から入ったようなものですが…。(苦笑)

此方で、コメントをやり取りさせて頂けたお陰で、また世界が少し広がったように感じます。
リラックスさせて頂き、ありがとうございました。(^^)
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