新古今和歌集の部屋

かな傍注本新古今和歌集 かささぎの渡せる橋

かな傍注本新古今和歌集(後藤重郎本)

中納言家持

かさゝぎのはたせるはしにをく霜のしろきをみれば夜ぞ更けにける

かさゝぎの古事他に註す。霜天に満と云詩へよく叶也。かさゝぎの橋は久方の空のかへことば也。暁方に空を見れば、天にみちたる霜也。その白を見ればかねのおともなし。何と成覽。夜更ていみゆる也。かさゝのはしにおきたる霜を見て斗は、がてん不行、かへことば也。霜天にみつといふ同じ事也。忠岑、かさゝぎのわたせるはしの霜の上を夜半にふみ分こと更にこそ。和泉の大将時平公所々よる立よられければ、何方よりのかへりぞといわれければ、忠岑ずい身してよむ。

コメント一覧

jikan314
@atelier-kawasemi 翡翠様
白鳥座ですね😃
彦星(牽牛 アルタイル)と織姫(ベガ)の間の天の川の白鳥座(デネブ)です。
ちなみに鵲は、日本に居なかったのですが、秀吉の朝鮮出兵の際、佐賀の鍋島藩が持ち込み、繁殖したカチガラス(白黒の鳥)です😉
七日月が落ち、夜が更けると、天上の星々が霜の様に輝 くと言う歌です。
「かささぎの渡せる橋」で、拙blogを検索すると多くの古典が、出て来ますので、お時間がご興味がございましたら、お読み戴ければ幸いです😉
atelier-kawasemi
こんにちは(*^-^*)

かささぎの橋
昔からとっても気になっていて
映像にするとどんな感じなのだろうと
興味を持っていました(^^)/

昔のジブリ映画
「猫の恩返し」の中で
カササギの橋ならぬ、階段?
みたいなのが出てきて、ほおおお~(;゚Д゚)
っと思ったものです。
昔の人はロマンチックなことを考えますね(´∀`*)ウフフ
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