新古今和歌集の部屋

筆道稽古早学問 瀟湘八景 江天暮雪 蔵書

  江天暮雪
雲淡天低 叅 玉塵扁
舟 一 葉 寄 吟 身 前
湾 咿 軋 数 聲   櫓

疑 是 山 陰 乗 興 人
あしの葉にかゝれるゆきも
ふかき えのみぎ はの 冬は



ゆふべともなし
江天暮雪
          玉澗
雲淡天低叅玉塵 雲淡く天低(た)れて玉塵に〔米+叅〕(こながき)す。
扁舟一葉寄吟身 扁舟一葉吟身を寄す。
前湾咿軋数聲櫓 前湾咿軋(いあつ)たり数声の櫓
疑是山陰乗興人 疑ふらくは是れ山陰興に乗ずる人
叅…米偏に叅
          為相
芦の葉にかかれる雪もふかき江の汀のいろは夕ともなし
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