新古今和歌集仮名序 みかどこれをすてたまはず。え らびをかれたる集どもいへ/\ のもてあそびものとしてこと ばの花のこれる木のもとか たくおもひのつゆもれたる草 がくれもあるべからず。しかは あれどもいせのうみきよきな ぎさのたまはひろふともつ くることなくいづみの杣しげ き宮ぎはひくともたゆべからず。 ものみなかくのごとし。歌の 道またおなじかるべし。これに 仮名序訳