新古今和歌集の部屋

三十六歌仙色紙 筆者考察1

屏風に張られていたと思われる三十六歌仙色紙十八枚のうち、筆者名が記されているのが、九枚、不明が九枚であり、二枚組のセットである可能性があるので、比較したところ、八組が同筆と認められた。これら八組は、三十六歌仙の歌順と同じである。
万里小路雅は、同筆が無く、壬生忠岑は筆者不明のままである。
推察するに、三十六歌仙の残り十八枚の中に同筆があるのでは無いかと思うが、調べるすべも無い。

左 柿本人丸 飛鳥井雅章筆
右 紀貫之 筆者不明 同筆


左  凡河内躬恒 久我広通
右  伊勢 筆者不明 同筆


左 中納言家持 葉室頼業筆
右 山邉赤人 筆者不明 同筆


左 在原業平朝臣 中院通茂筆
右 僧正遍昭 筆者不明 同筆


左 素性法師 松木宗条筆
右 紀友則 筆者不明 同筆


左 猿丸大夫 花山院定誠筆
右 小野小町 筆者不明 同筆


左 中納言兼輔 藪嗣孝筆
右 中納言朝忠 筆者不明 同筆


左 中納言敦忠 四辻季賢 筆
右 藤原高光 筆者不明 同筆

 

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