新古今和歌集の部屋

恋歌四 八条院高倉 女房三十六歌仙 筆者不明色紙コレクション


 右 八条院高倉

曇れかし 詠むる浦
        に
悲し きはつきに

おぼゆる人の
      俤


新古今集和歌集巻第十四 恋歌四
 題しらず
               八条院高倉
曇れかしながむるからに悲しきは月におぼゆる人のおもかげ

読み:
くもれかしながむるからにかなしきはつきにおぼゆるひとのおもかげ

八条院高倉(1176-1250頃)
二条天皇中宮高松院の、澄憲との密通により生まれ、母の死により伯母の八条院に出仕。後鳥羽院より女房歌人として見出だされた。




平成31年4月19日 壱/4枚
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新古今和歌集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー