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よそに
のみ
見てやゝみ
なむ
葛城やたかま
の山の峯のし
ら雲
和漢朗詠集 雲
新古今和歌集巻第十一 恋歌一
題しらず
よみ人知らず
よそにのみ見てややみなむ葛城や高間の山のみねのしら雲
よみ:よそにのみみてややみなむかずらきやたかまのやまのみねのしらくも 有定隆雅 隠
意味:ただ他人として眺めるだけしか許されないのだろうか。あの葛城のもっとも高い金剛山にかかる白雲の様な高貴で美しい貴方を。
備考:仮名序掲載歌。和漢朗詠集、八代集抄、歌枕名寄、定家十体(長高様)、宗長秘歌抄、九代集抄。
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令和6年10月20日 弐 喜