JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

マイ セレナーデ♪

2007年10月10日 16時28分00秒 | 恋バナ
 最近恋バナが多い私のエッセイ&ブログを読んだ友人から、こんな反応が届いた。「忘れられない恋が、次々と並ぶのはいかがなものか。ドン・ジョバンニの『リストの歌』じゃあるまいし。」 驚いたのはこっちである。イスから転げ落ちそうになった。ちなみにドン・ジョバンニとは、モーツアルトが作曲したオペラの主人公。欲望のままに次々と女性を誘惑するスペインの伝説の色男「ドン・ファン」にちなんだ設定らしい。 (ドン・ジョバンニは、ドン・ファンのイタリア語読み)主人公ドン・ジョバンニの従者が、かつて主人公に捨てられた女を慰めるのに、泣かされたのはあなただけではないと彼の女性遍歴を歌い上げるシーンがあり、そこで歌われているのが、友人言うところの『リストの歌』って訳。

<ちなみに大体こんな内容:私の超訳よ>

愛らしき奥様これが恋の目録(リスト)です
私の主人が愛した女たちのリストをご覧なさい
イタリアで640人、ドイツで231人、フランスで100人、トルコで91人、スペインではナント1003人だ!
田舎娘も、都会の女も、伯爵夫人も、男爵夫人も、公爵夫人も、王女様も、あらゆる身分、姿、年齢の女たちが入っております
金色の髪の女にはキレイだよ・・・栗色の髪の女には君といると安心できる・・・銀色の髪の女には何てやさしいの!
冬には太った女を好み 夏にはやせた女を好む
大柄な女にはステキだな・・・小柄な女にはかわいいね・・・
お年を召された女性をものにするのはリストに載せる楽しみのため
彼が本当に情熱を傾けるのは初々しい女の子
お金持ちだろうが醜かろうが美しかろうが女でありさえすりゃおかまいなし 
おわかりでしょ?

 ちょっとちょっと。私の恋バナが、こんなリスト状態だと言うのかい。とんでもないっすよ~。数少ない経験を、ひーひー言いながら搾り出し、膨らませているというのに。あのね・・・正式にお付き合いした人の数をここで述べるのは控えさせていただくけど、恋バナに登場する人=付き合った人じゃござんせんからね。そこまで到達しないまま破れ去った恋というのが大半なのですよ。そうなんだよな。自分の状況はわかっているから、どうせあたしゃ内舘牧子よ柳美里よ~んなんてつもりでいる。(そのエッセイ&私小説に、自分はモテたといわんばかりの記述があるが、そんな風には見えぬと、私が常々疑惑を抱いているご両人。ただし作品はスバラシ~♪ )けれども文章だけを読んでいる人は、その時々に提示される内容がすべて。フラれたと言っても、付き合う以前にフラれることもあれば、付き合ってしばらくたってからフラれることもある。自分としては前者のつもりでいるのに、後者の意味で解釈される場合があると、遅まきながら気が付いた。

 私の恋バナは、『もう笑うしかない』の内容がすべて。その中の一つ一つのエピソードを、独立させ書いていこうという趣旨で、8月から取り掛かっているのだけど、月1ペースのつもりが、全体の更新回数が減った為、内容が続いているという印象になるらしい。ただね、恋バナって幸せな時には書けないんですよ。少し心が黄昏てるくらいがいいの。だからそういう機会が巡ってきたら、今のうちにって思っちゃうんですねぇ。辛いんだけど書く。そうして現在抱えている感情も浄化される、癒される・・・。今しか言えない言葉がある。そんな言葉を伝えたいと思っているヨ。

<せっかくなので『トキメキリスト じんちゃん篇』を作ってみたよ>

愛しき旦那様これがじんちゃんのリストです
彼女が癒した男たちのリストを、まぁ読んでくださいな
東京では24人、大阪では12人、神戸で2人、名古屋で1人(何やこのビミョーな数字は!)Cafeではナント○○人だ!
地方の坊やに、街の青年たち、学生も、会社員も、教師も、医者も、次長さんも、課長さんも、あらゆる身分、姿、年齢の男たちが入っております
寂しさ抱えた男にはいつでも来たまえ・・・包容力のある男には兄貴兄貴ぃ!経験を積んだ男には色々教えてくださいネ♪
冬には筋肉質の男を好み 春にはヤサ男を好む
イノッチみたいなブ男もたまにはいいが(歌よし!性格よし!は認めますから)
一番いいのは塚本くんみたいなイケメンの イケメンの イケメンの イケメンの イケメンの男さ~♪
結構な数になるよ 数になる
小粋なおじいさまもストライクゾーンだが 胸を焦がすのは初々しい坊やさ
お金持ちであろうがブサメンだろうがイケメンだろうがおとこでありさえすりゃかまわない 
おわかりでしょ?(そんなことありませんので。ええ決して。)

 どういう手段で癒していたのかはヒ・ミ・ツ。ともあれ、ジェームス三木の『春の歩み』に例えられなくてよかったよ。ドン・ジョバンニの方が、まだしも愛情を感じる。宇野千代の『生きて行く私』でもよかったのに。こんな事を言うから誤解されるんですね~。ちなみに、あるお仲間さんに今回の一件を足跡メッセージで伝えていたら、「(ドン・ジョバンニとは)オレのことか?」という反応が返ってきました。余程腕にいや、身に覚えがあるようで。という訳で、Cafe界のドン・ジョバンニの称号は、恋愛の勝負師を誇る、そこのアナタへ進呈致します♪おっと、念のため言っておくけど、次々と女性を誘惑した挙句、最後は地獄に落ちるんだからね!

 P.S.このエッセイを読んだ冒頭の友人から’ブラビッシマ!’(超最高!でいいんだよね?)という賛辞をもらいました♪やったゼ!一方で、不愉快に思われた方がいらしたら、ゴメンナサイ・・・