JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

嘘のようなほんとの話

2007年08月13日 14時47分56秒 | こ・と・ば・あ・そ・び
 今までドラマ・映画・家族・旅・ちょ色気ネタを中心に、エッセイを書いてきました。しかし形式に縛られ、どうも本来の持ち味が出せません。もっと気楽に、気兼ねなく色んな事について語ってみたいと、ブログを始めることにしました。

 さて、早速今日のとって出しネタを。今週末は、小学生の子どもたちの出校日。夏休みの宿題を、ほぼ提出しなければなりません。小1の娘は朝から絵日記を仕上げ、学習教材へとりかかったのですが、先生に指示された細かい色塗りができず、悪戦苦闘。泣きが入っております。おまけに夕食前、父ちゃんのコップ酒をひっくり返して叱られ、泣きっ面に蜂状態。夕食時も「ふぇ~ん」とメソメソ・・・

 そんな時、娘の学習教材をぱらぱらとめくっていた私は、はたとある箇所で手を止めました。「ことばあつめ」という国語の問題で、「た」のつくことばをかきましょうとあり、3つの問題が並んでいます。いずれも一字目に既に「た」と書いてあり、それぞれ自分の好きな文字をつなげて2字、3字、4字の言葉にするのです。以下、娘が作った言葉。「たこ」「たいこ」「たつなみ」。

 ん?たつなみ?たつなみって、あの中日の??

 確かに愛知県に住んでいる環境上中日ファンに囲まれており、娘も何となーく洗脳されているといった具合でした。しかしまさかこれ程とは。いつになく丁寧な字で、心を込めて書いたようなのが泣かせます。そんなに好きだったんだ・・・軽い驚きと共に、ふつふつと可笑しさがこみ上げてきて大爆笑。娘は横で泣き笑いです。「あはは。立浪だって。おっかし~い!」机を叩きながら、母ちゃん一人が大ウケ。

 「しかし立浪も幸せだね。こんな小さな子に名前を覚えてもらえるなんて。」夫は、笑いながらも真面目にコメントです。「ホントよく知ってたよね~。シブ過ぎる。ねえ、いつ知ったの?」にこにこ笑いながら首をかしげる娘。何度問いただしても、反応が今一歩です。どうも様子がおかしいな。もしや・・・疑惑の目は隣にいた小4の息子へ注がれ、「アンタ、この子がやってる時に横から変なこと言ったね!」「え?そうだったかな・・・えへへへ」「まったくもぅ~ 」

 「せやけど、おもろいからこのまま出そうよ。」先生は、どういう採点を返してくださるのでしょうか。’たつなみ’はOK?それともNG?楽しみ~♪そんな話題も一区切りついた頃、娘がそっと近づいてきて言うには、「あのね、たいふうのときにやってくる’たつなみ’ってあるでしょう?あれをかいたんだけど・・・」はぁ~?「そら’たつなみ’やなくて、’たかなみ’や~!!」

 うそのよーなホントの話♪哀しいくらいホントの話♪でございました。